「脳」のために青魚やナッツ類をとる 

 DHAが豊富な青魚、脳の神経伝達をサポートするオメガ3脂肪酸を含むナッツ類などの「ブレインフード」を、日々の料理の食材にプラスしてみましょう。

 また、野菜や果物に含まれるポリフェノールは脳の酸化を防ぎます。ぼくは毎日350gの野菜を食べようと言っていますが、とくに野菜ジュースは手軽です。

 ごはん、麺類など炭水化物(糖質)を最後に食べる「カーボラスト」だけで血糖値の上昇がおだやかになり、脳の慢性炎症の予防効果が期待できます。

 ブレインフードと呼ばれる脳を活性化させる食材や、ポリフェノールが多い緑黄色野菜のジュースも脳活に有効です。血糖値を上げない、食事の「食べ順」も意識しましょう。毎日の積み重ねが認知症を遠ざけます。

「腸」は野菜と発酵食品で整える

 腸内環境を整えるには、食物繊維をたくさんとること。毎日350gの野菜を食べるのは大変そうですが、「ごちそうみそ汁」にしたり、野菜ジュースを活用したりといった工夫で、案外簡単にクリアできます。

 発酵食品も意識的に食べましょう。とくに、いろんな産地の発酵食品を食べると、種類の違う菌が腸内で働き、善玉菌を増やしてくれます。ぼくは地方の納豆を取りよせたり、いろんなメーカーのヨーグルトを食べたりしています。

 腸内環境を整えるには、食事のリズムも大事。朝日を浴びながら朝食をとることを習慣にしてみましょう。体内時計がリセットされ、腸の働きも活発になります。食事のリズムを守るだけでも立派な腸活になるのです。

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