そして最も意識しておくべきなのが、この世の中は、外発的動機づけだらけだということです。

 何かしらの数値や実績を求められたり、そこから発生するステータスや給料、ありふれた仕事や学校の場面にはいつでも外発的になる危険が潜んでいるのです。

 現代社会で生きている限り、そうした外発的な報酬や罰則を完全に避けることはできません。それだけに短期的な効果に惑わされずに、しっかりとした内発的動機づけを維持できるようにしなくてはいけません。
 

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