「こんなふうに思うのって私だけかも」と躊躇せず、「え? それってどういうこと?」と思ったなら、「おもしろいです! さらに詳しく教えていただけますか」と、その気持ちを込めて聞き直してみます。
残念な“あるある”は、「こんなこと聞いたら怒られるかな?」と遠慮してしまい込んでしまい、予定調和なQ&Aになってしまうこと。
せっかく生の会話を交わすのであれば、その場で生まれた自分の感情をスルーせず、(相手に失礼にならない範囲で)思い切って飛び込んでみます。相手にしてみたら自分の大切な部分に反応してくれるのは、打てば響くようで気持ちがよいもの。相手に対して関心を持ち、あなたの中に生まれた「もっと知りたいです!」という素朴な気持ちは、相手の心を開くきっかけにもなってくれます。
遠慮や自意識はいったん別の場所に置いておきましょう。その場で生まれた感情を素直に言葉にしていけば、会話は前へ前へと続いていきます。
【ここまで聴いてくれたあなたへ】
「もっと知りたい」は相手の「話したい」スイッチを押す。
(構成/小川由希子)