空中ブランコで宙を舞いながらダイエット サーカスフィットネスに注目 (2/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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空中ブランコで宙を舞いながらダイエット サーカスフィットネスに注目

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西元まりAERA#ダイエット
「いくらサーカス」では、エアリアルティシューなど空中演技のレッスンが可能(撮影/西元譲二)

「いくらサーカス」では、エアリアルティシューなど空中演技のレッスンが可能(撮影/西元譲二)

キッズサーカス入門クラスには学校帰りの子どもも(撮影/西元譲二)

キッズサーカス入門クラスには学校帰りの子どもも(撮影/西元譲二)

東京都墨田区の「エアリアルジム・くぅ」の発表会の様子。小学校高学年の子どもたちが積極的に難度の高い技を練習し、プロ顔負けの演技を披露する。将来、プロとして活躍したいという目標をもって始めた子どもも多い(撮影/西元まり)

東京都墨田区の「エアリアルジム・くぅ」の発表会の様子。小学校高学年の子どもたちが積極的に難度の高い技を練習し、プロ顔負けの演技を披露する。将来、プロとして活躍したいという目標をもって始めた子どもも多い(撮影/西元まり)

屋外で空中ブランコ体験ができる「トラピーズヒーローズ」。会員のナンシー富岡さん(51)は、「17年前、海外旅行先で当時4歳の娘が簡単そうにやっていたのに自分はできなくて」と始めた。今では一人で飛べる(撮影/西元まり)

屋外で空中ブランコ体験ができる「トラピーズヒーローズ」。会員のナンシー富岡さん(51)は、「17年前、海外旅行先で当時4歳の娘が簡単そうにやっていたのに自分はできなくて」と始めた。今では一人で飛べる(撮影/西元まり)

●「1年で10キロ痩せた」

 止まったままの空中ブランコに乗るスタイルで体験できるのが、大阪市の「いくらサーカス」だ。

 整形外科医の京文靖さん(42)と瑞恵さん(41)夫妻が、2人で支え合う技の練習を重ねていた。

「夫はすごく太っていたんですが、1年前からやり始めて10キロ痩せました。私はやせすぎだったんですが、筋肉がついて、着こなしも変わりました。スポーツジムは単調で飽きますが、これは飽きないんですよ」(瑞恵さん)

 夫妻は今、動画サイトを見ては、「こんなのできるかな?」と挑戦する。ふたりの後ろ姿の筋肉は、ハンパない。

 いくらサーカスには、空中ブランコ以外にも「おばちゃんサーカス」という初心者クラスもある。私も、女性2人と体験させてもらった。

 まずは準備体操。逆立ち、3点倒立、でんぐり返り、後ろでんぐり返り、開脚前転といったマット運動を補助つきで繰り返す。後ろ回りがものすごく怖い。小学生時代にはできていたことが今、こんなざまなのが悔しい。

 続いて、天井からつるされた布に足を絡めて、天井まで登っていく「エアリアルティシュー」に挑戦した。

 通い始めて1年の川野しおりさん(43)は、7メートルをスイスイ上がる。通って4カ月の福崎央子さん(47)も、時間はかかったものの天井まで上がれた。でも、私は全く上がれない。腕がプルプル震える。上腕に力がなさすぎる。愕然とした。

 住宅街にある元鉄工所を改造して昨年5月にオープンしたいくらサーカスには、ほかにもさまざまなサーカスレッスンができる特殊な設備が、こぢんまりとしたスペースに多種そろう。入り口のシャッターを開けてレッスンしているので、下校途中の子どもが気軽に見学するなど、下町の風景にすっかりなじんでいる。会員は30~40代の女性を中心に約70人。幼児から通える「親子でサーカス」や、小学生向け「キッズサーカス入門」などもあり、うち25人は子どもだ。

「サーカスのいいところは、信頼関係がないとできないところですね。お互いのことを考えて初めて、ひとつのことができるんです」

 と、代表の谷川育子さん。確かに、子どもたちものびのび動きながら、人のすることを見て安全に気を配っている。小さいうちからこんなことができるようになれば、人への配慮も身につくだろう。


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