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<現代の肖像>中島美嘉 自分が信じた道しか歩いてこなかった
歌手で俳優の中島美嘉さんは、デビューから18年、「自信がない」と断り続けてきた舞台に、初めて挑んだ。「イノサン musicale」。中島さんは主人公の女性死刑執行人マリー‐ジョセフ・サンソンに共鳴し、挑戦を決めた。中島さんのデビューは鮮烈だった。2001年、ドラマ「傷だらけのラブソング」で主役に抜擢。その後も、「雪の華」が世界で歌い継がれるなど順調な芸能活動に見えた。しかしその陰で、耳の違和感に長く苦しんでいた。音程が取れず、うまく歌えない。引退も考え、悩み抜き、再び歩き出した中島さんは、さらなる強さを手にいれた。AERA 2019年12月16日号に掲載された「現代の肖像」から一部紹介する。
