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五輪競技施設「スケートボード」は残って「BMX」は消える? メダルの数とは関係ない意外な理由
東京五輪が閉幕した。日本の獲得メダル数は、リオ五輪を大きく越え、過去最高の58個。新型コロナウイルスの影響でほとんどの競技は無観客の開催とはなったが、予想以上の盛り上がりになったといえよう。そんな五輪の興奮が冷めやらぬ中、注目を集めているのが、今回、五輪のために新設された競技施設の“今後”だ。一部では、スケートボードやBMXの会場として使われた「有明アーバンスポーツパーク」は再利用するなどの報道は出ているようだが、決定事項ではない。過去の五輪において、大会のためににつくった施設が「廃墟化」していると問題にもなっている。東京五輪の「レガシー」として競技施設はどうなるのだろうか。今後の活用について取材した。








日本で「文武両道」アスリートが生まれにくい理由は? 大学スポーツが盛り上がる米国との決定的な違い
東京五輪で100個を超えるメダルを獲得した米国選手団。米国が長年にわたり、幅広い競技で世界トップレベルの選手を送り出してきた背景には、全米大学体育協会・NCAAの存在がある。米国ではNCAAを中心に大学スポーツが盛り上がり、名門スタンフォード大などからたくさんのアスリートが輩出している。わが国でも「日本版NCAA」を目指そうと、2年前に大学スポーツ協会(UNIVAS<ユニバス>)が設立されたが、加盟大学の足並みは揃わず、存在感は薄い。米国と日本、大学生アスリートを巡る環境はどこが違うのか。UNIVAS設立準備委員を務め、内情をよく知る追手門学院大学客員教授、吉田良治氏が赤裸々に語った。
