夏の坂道 戦後初の東大総長、というより時の首相・吉田茂を怒らせ、「曲学阿世の徒」と暴言を吐かせた政治学者というほうが通りがいいか。時代に翻弄されながらも「真善美、それに正義」の頂を目指してひたすらに学究の道を歩んだ南原繁の生涯をたどる。 話題の新刊 4/5 週刊朝日
冤罪 女たちのたたかい 2003年、滋賀県の病院で男性患者の人工呼吸器のチューブを抜いたとされ、殺人罪で懲役12年が確定。服役後も無罪を主張していた元看護助手・西山美香さんの再審開始が、先日、事件発生から16年ぶりに確定した。 今週の名言奇言 4/5 週刊朝日
鮎川哲也 「大哺乳類展2に潜入! 大注目のマッコウクジラ展示の緻密すぎるこだわり 学術・科学の分野で日本を代表するコレクションと研究を誇る国立科学博物館。これまで数々の大型展覧会を開催してきた。2010年に開催され大好評だった大哺乳類展が3月21日に帰ってきたのを機に、その舞台裏を案内してもらった。 4/5 週刊朝日
真珠がしゃべる!? 彩瀬まるが新作『珠玉』で描きたかったこと 『珠玉』(双葉社、1,400円※税別)は、弱さを抱えた若者たちの成長を描いた小説だ。主な登場人物は、国民的歌姫であった祖母リズの孫娘でデザイナーの歩と、その仕事に協力するハーフのモデル・ジョージ。そして歩が所有する、真珠のキシ。本作は人間である歩に加え、キシとその妹分であるカリンからの視点も加わる。著者の彩瀬まるさんに話を聞いた。 4/5 週刊朝日
小倉エージ 鈴木雅之が3年ぶりにニューアルバム! 新しい挑戦 熱い歌への取り組み! マーチンの愛称で知られる鈴木雅之が3年ぶりにニュー・アルバム『Funky Flag』を発表した。ソロ・デビュー30周年及び還暦記念アルバムとして発表され、第58回日本レコード大賞で最優秀歌唱賞、第67回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した前作の『dolce』では、松任谷由実、玉置浩二、谷村新司、久保田利伸や岡村靖幸など、作家陣の豪華な顔ぶれに加え、アダルトな魅力と快活さを発揮していた。今回も制作陣が実に豪華。ヴォーカリストとしての意欲を物語るアルバムだ。 小倉エージ知新音故 4/5 週刊朝日
「勘三郎の遺伝子は二つある」中村扇雀が絶賛する歌舞伎とは? 1992年。中村扇雀さんは、大阪の“中座”という劇場で、野田秀樹さんの「贋作・桜の森の満開の下」を観た。坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きに書き下ろした舞台で、野田さんは主役の耳男を、夜長姫を毬谷友子さんが演じていた。 4/5 週刊朝日
唯一公立がトップ君臨の埼玉 大学入試ライバル校対決【東日本編】 ライバルの存在は刺激となり、励みになる。大学入試を巡り、各校が同志として切磋琢磨(せっさたくま)するのも、それと同じことだろう。2019年の大学合格実績をもとに、東日本のライバル校を比較した。勝負の行方は──。 大学入試 4/5 週刊朝日
最近は価格競争も…「福祉理美容」が人気なワケ 髪を整えたり、化粧をしたりすることが、ココロとカラダにプラスになる。そんな思いから、高齢者の自宅や福祉施設を訪れてカットやパーマをする福祉理美容が人気だ。認知症や寝たきりの人にも提供する。切っても切れない、髪と健康との関係。身も心も若返らせる取り組みをお伝えする。 シニア 4/5 週刊朝日
カトリーヌあやこ 堂本光一主演「SHOCK」“拝むしかない”その魅力とは? 漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏が、舞台「Endless SHOCK」(2月4日~3月31日 東京・帝国劇場)をウォッチした。 カトリーヌあやこ 4/5 週刊朝日
津田大介 津田大介「中国の言論統制を勢いづかせるもの」 ウェブを使った新しいジャーナリズムの実践者として知られるジャーナリストでメディア・アクティビストの津田大介氏。中国政府が公表したメディアに関する報告書に驚くべき内容が書かれていたと指摘する。 津田大介 4/5 週刊朝日
藤巻健史 12年ぶりの景気悪化サイン あえてフジマキが「疑問」示すわけとは “伝説のディーラー”と呼ばれた藤巻健史氏は、日銀が国債を「爆買い」することによって将来の景気動向がわかりにくくなっていると話す。 藤巻健史 4/4 週刊朝日
鈴木おさむ 「精子は正直」鈴木おさむが精子検査をすすめるワケ 放送作家・鈴木おさむ氏の『週刊朝日』連載、『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は「精子検査」について。 鈴木おさむ 4/4 週刊朝日
今西憲之 「ゴーン再逮捕は東京地検特捜部の口封じ」三井環元大阪高検部長が激白 会社法違反などの罪で起訴され、3月に保釈されたばかりだった日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告が今朝、東京地検特捜部に“電撃”再逮捕された。再逮捕の容疑は今回も会社法違反(特別背任)で、ゴーン被告が日産の資金をオマーンの販売代理店側に送金し、一部を私的流用したというものだ。 4/4 週刊朝日
前川喜平 【悩み相談】出世競争に負けた…前川喜平の答えは? 文部科学省で事務次官を務めた前川喜平氏が、読者からの質問に答える連載「“針路”相談室」。今回は、出世競争に負け、人間関係に悩む50代男性からの相談です。 前川喜平 4/4 週刊朝日
吉崎洋夫 1000超の選択科目で「愛」をも学ぶ 早稲田・文構が人気なワケ 看板学科の評価が大学のブランド力を示す時代となった。大学の顔である「至高の学科」を訪ねる。今回は早稲田大学・文化構想学科。 大学入試 4/4 週刊朝日
約40年ぶりの相続改正で家族やきょうだい間に新たな火種? 「妻に優しい改正」とは 2018年に相続制度が約40年ぶりに大きく変わり、19年1月以降、順次施行される。何でも「配偶者の権利が擁護される」「嫁の介護での貢献が認められる」と期待の声も大きいのだとか。だが、聞こえのいい言葉だけを拾って喜んでいると、家族間の火種が増えるようで……。週刊朝日ムック『定年後からのお金と住まい2019』より、知っておきたい相続のポイントを紹介します。 4/4 週刊朝日