「勘三郎の遺伝子は二つある」中村扇雀が絶賛する歌舞伎とは?
1992年。中村扇雀さんは、大阪の“中座”という劇場で、野田秀樹さんの「贋作・桜の森の満開の下」を観た。坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きに書き下ろした舞台で、野田さんは主役の耳男を、夜長姫を毬谷友子さんが演じていた。
週刊朝日
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