クマ駆除抗議に研究家が抱く危機感 襲われて死亡した被害者宅に「自業自得だ!」の残酷電話も クマを保護したり、時には駆除するか否かの判断を任されたりしてきた研究家がいる。ここ最近、クマを駆除した自治体への抗議殺到が問題化しているが、この研究家は、自身も自治体に勤務していた時代に数多くの抗議を受けてきたという。クマに襲われた被害者の家に「自業自得だ」などの残酷な電話があったともいい、抗議がエスカレートする状況に複雑な思いを語る。 米田一彦クマ抗議電話 11/9
クマ駆除抗議は公務員の宿命? “カスハラストレス”感じてもクレーム電話を切れない職業心理 秋田県で10月、クマ3頭が駆除されたことに不満を持った人からの抗議の電話が県庁や町役場に殺到し、通常業務ができないほどの事態になった。こうした過剰な抗議に対しては「そんな電話は切っていい」「留守電に切り替えればいい」などの否定的な意見もある。では、抗議を受ける自治体の「中の人」たちはどう感じているのか。本音を聞くと、度を越えたクレームでも簡単には突っぱねられない、難しい事情があるようだ。 カスハラ 11/3
子猫の里親がまさかの虐待、お試し期間中に2匹死傷 悲劇を繰り返さないためにできること SNSを通じて子ネコ2匹の里親に名乗り出た男が2匹を虐待し、死傷させるという凄惨(せいさん)な事件が沖縄であった。動物の保護活動家が、子猫を育ててくれる人を懸命に探すなか、善意を装った男が譲渡を希望し、トライアル(お試し期間)中に残虐な行為をしたという。こうした悲劇を防ぐ手立てはないのか。ペットに関する問題に詳しい専門家に対策などを聞いた。 動物虐待譲渡 10/27
山崎まさよし「だいぶ反省」次の名古屋は18曲予定 大荒れライブの払い戻しは正しい対応? シンガーソングライターの山崎まさよし(51)が10月21日に水戸市で行ったライブで、所属事務所はチケット代金の払い戻しを行うと公式サイトで発表した。トークばかりで歌う曲数が少なかった、などとSNSで騒動となり、主催者側も観客から抗議が来たことを認めている。「本人もだいぶ反省しているようだ」と関係者は明かすが、歌う曲数が少なかったということで返金義務は生じるのか。 山崎まさよし 10/25
「クリームシチュー」をごはんに“かける”のは邪道なのか? 食べ方の「正解」を検証した 子どもから大人まで誰もが好きな家庭料理・クリームシチュー。このクリームシチューをご飯にかけてたべるか、分けて食べるかの「分け・かけ」論争というものがあるのをご存じだろうか。分ける派、かける派にはそれぞれの“ポリシー”があり、SNSなどではさまざまな主張が飛ぶ。分ける、かけるでおいしさにどんな違いがあるのか。味覚分析を手がける専門家に見解を聞いてみた。 クリームシチュー 10/24
“丼ティッシュ”にラーメン店主が「ブチ切れる可能性」と投稿 なぜ「客vs.店」の争い生まれる? あるラーメン店の店主が、食べ終わった後の丼にティッシュを入れる行為をやめるよう「X」に投稿し、論議を呼んでいる。無神経な客の悪行なのか、片付けやすいように気遣ったことが裏目に出たと取るべきか。 ラーメン店 10/17
残念な“定年後おじさん”がすぐに嫌われる理由 現役時代の肩書を手放せない人は要注意 定年退職したあと、一緒に人生を楽しめる友達はいますかー? 定年後、特に男性は友達作りに難儀し、悠々自適どころか逆に寂しい生活を送ってしまう人が少なくない。現役世代でも、会社や仕事関係にしか人づきあいがない人は、孤独生活の予備軍かもしれない。なぜ、友達ができないのか。どうすればいいのかーー。定年後や老後の「孤独問題」に詳しい精神科医に実態と「処方箋(せん)」を聞いた。 定年後おじさん独身おじさん 10/15
「だから秋田県は嫌われる!」クマ被害続いても駆除に抗議電話 専門家「言葉の暴力受ける必要なし」 秋田県美郷町が県と協議し、作業小屋に長時間立てこもっていたクマ3頭を駆除したことに対し、県や町に抗議が殺到。そのさなかの10月9日、さらに県内でクマによる人身被害が2件発生した。リスクの大きさがあらためて浮き彫りになった形だが、県や町には10日になっても抗議の電話が続いているという。専門家は「執拗(しつよう)な電話はカスハラであり言葉の暴力です。堂々と切っていいルールを作るべきだ」と指摘している。 クマ 10/10
「責任者の名前を言え!」 クマ3頭駆除に秋田県や町に抗議殺到 長時間電話で職員に疲れ 秋田県美郷町が作業小屋に長時間立てこもっていたクマ3頭を駆除したことに対して、県や町に抗議が殺到している。県外からの抗議が多いといい、なかには九州などクマが生息していない地域の人からも。乱暴な言葉や電話先で泣き続ける人、話がそれてクマの駆除とは無関係の“抗議”を受けることもあるという。県自然保護課の担当者は「長い電話が多く、通常業務に支障が出ている」と疲弊を隠せない。 クマ駆除OSO18 10/6
150以上の魚に寄生「アニサキス」の食中毒は秋にも多い 東京海洋大・嶋倉邦嘉准教授が特徴を解説 猛暑が過ぎて秋の気配が見えてきたが、実は秋は食中毒が多い季節だ。弁当を持って行楽に出かける時期であるほか、10月は旬を迎えた魚を食べる機会も増えることから、魚の寄生虫「アニサキス」による食中毒が多いのだ。胃壁に突き刺さって激しく痛むほか、アレルギー症状も発症するアニサキス。どう予防すればいいのか。 食中毒アニサキス 10/3