石破おろし封じ込めのウルトラCは「人気者」の幹事長抜擢? 総裁選をめぐり激化の自民党権力闘争 石破おろしが加速している。自民党が8日に開いた両院議員総会では、出席者から総裁選の前倒しを求める意見が相次いだ。両院議員総会長の有村治子参院議員は、2027年9月の石破茂総裁(首相)の任期満了を待たずに、前倒し総裁選の実施の可否を決める党内手続きを進めるよう総裁選管理委員会(委員長・逢沢一郎衆院議員)に委ねることを決めた。総裁選前倒しの検討の行方が注目されるが、石破氏には“秘策”があるとの指摘もある。 石破茂自民党両院議員総会総裁選 8/13
古賀茂明 「石破辞めるなコール」に便乗して「維新」が連立政権入りを画策か 石破首相を続投させる大義名分は“副首都構想” 古賀茂明 7月23日に毎日新聞と読売新聞が「石破茂首相退陣」というニュースを流した。石破首相には、これまでの自民党政治家とは違い、地位に恋々とすることはなく自らの責任を潔く認めるタイプの政治家だというイメージがあったため、そういう決断をしてもおかしくない、というより、石破氏らしい見事な引き際だと思った人もいただろう。 石破茂自民党維新の会古賀茂明 8/12
大谷百合絵 自民党のお家芸「権力闘争」が本格化 総裁選前倒しへ舵 「なんぼ総裁選をやったところで持ちません」と議員の声も “石破おろし”へと、また一歩駒が進められた。8日、自民党両院議員総会が開かれ、石破茂首相(総裁)の2027年9月の任期満了を待たずに、総裁選の前倒しを検討することが決まった。総会では石破総裁の退陣を求める声が大多数だったというが、「権力闘争だ」と党内の“ゴタゴタ”を嘆く大物議員もいた。 自民党両院議員総会総裁選 8/9
古賀茂明 石破首相退陣で待ち受ける「高市早苗・右翼連合政権」の恐怖…最悪の未来に突き進む「3つのシナリオ」 古賀茂明 先週配信の本コラム「立憲・共産党支持者が『石破辞めるな!』と叫ぶ異常事態…参院選の自民党大敗の原因は『裏金議員』と『アベノミクスの失敗』である」の最後に、石破茂首相が辞任し、その後に大右翼連合の政治が実現した場合、何らかの形で「日本大敗北へと向かっていく」と書いた。今週は、具体的に何が起きるのかを考えてみたい。 石破茂高市早苗自民党古賀茂明 8/5
大谷百合絵 「次の首相」2000人アンケート トップ5の顔ぶれは? 2位高市早苗 1位は自民党への不信感の表れか<5位~1位> 石破茂首相に退陣を迫る勢力と、続投の意向を貫く首相――7月の参院選など直近の選挙での惨敗を受け、自民党が揺れに揺れている。そこでAERAは、誰が次の首相にふさわしいのか、読者へのアンケートを行い、約2000件の回答を得た。【後編】では5位~1位にランクインした政治家を紹介する。 自民党 8/3
大谷百合絵 「次の首相」2000人アンケート トップ5入りを逃した大物政治家とは… 参政党・神谷代表は8位!<10位~6位> 自民党内に“石破おろし”の風が吹き荒れている。昨年の衆院選、今年の都議選、参院選と大敗を喫した責任を問われ、“3アウトチェンジ”よろしく退陣を迫られている石破茂首相。だが、首相本人は続投の構えを崩していない。そこでAERAは、誰が次の首相にふさわしいのか、読者へのアンケートを行い、約2000件の回答を得た。【前編】では10位から6位にランクインした政治家を紹介する。 自民党 8/3
大谷百合絵 古寺雄大 自民党は内輪モメ状態? 怒りの”石破おろし”LINEが飛び交うも「国民に信用されない」の声 両院議員懇談会の紛糾ぶり けじめをつけるべきなのか――。自民党は28日、参院選での大敗を受け、党所属国会議員の意見をヒアリングする両院議員懇談会を開いた。236人の議員が参加し、続投の構えを崩さない石破茂首相に辞任を求める声が相次いだ。だが、会場となった党本部で参加議員たちに直撃すると、問題意識は様々で、それぞれの思惑がうごめいていた。翌29日には、首相退陣に向けた布石ともいえる両院議員総会の開催が決まり、党内は揺れに揺れている。 自民党石破茂首相 7/30
川口穣 「一度政権を手放して野党にやらせるべきだ」…自民党内部から漏れる怨嗟の声 政治ジャーナリストが見た“石破政権の瓦解” 自民党39議席、公明党8議席――。20日に投開票された参議院議員選挙で自民・公明の与党は改選125議席のうち47議席の獲得に留まり、非改選を合わせても参議院の過半数を割り込んだ。昨年秋の総選挙で衆議院の過半数を失ったのに続き、参議院でも少数与党に転落することになる。石破政権の政権運営はより一層厳しくなるが、自公連立のゆくえはどうなるのか。また、台風の目となった参政党はどう関わってくるのか。政治ジャーナリストの青山和弘さんに聞いた。 石破茂参政党参院選自民党 7/22
安積明子 石破首相のまさかの続投表明に自民党内でやまぬ「高市首相待望論」 国民民主党や参政党との連携はあるか? 参院選の投開票から一夜明けた21日、石破茂首相は会見で改めて「続投」の意向を表明した。今回の参院選は目標を下回る結果で、国会では難しいかじ取りになることは必至だ。党内からもすでに異論が噴出している。今から70年前の1955年、自由党と日本民主党の「保守合同」により、自民党が結成された。以来、社会党のマドンナブームや民主党による政権交代などの危機を経験したが、自民党はその都度“よみがえって”きた。だが、参院選で大敗を喫した今回は再起できるのだろうか――。 高市早苗参院選自民党石破茂続投表明 7/21
太田裕子 石破首相も潜在意識に刷り込まれた?! 神谷代表、参政党のキャッチ―な言葉選びにハマった不安を抱く人たち 辛酸なめ子 20日に投開票された参院選で、神谷宗幣氏が党代表を務める参政党は、1議席から大幅増の14議席を獲得を獲得した。非改選と合わせると15議席。参院では、野党4番目の勢力となった。「日本人ファースト」を掲げ、たびたび過激な発言をしてきた参政党はなぜ、旋風を起こしたのか? コラムニストの辛酸なめ子さんは、「漠然とした不安を抱く人たちが見えてきた」と振り返る。 参院選石破首相参政党神谷代表自民党続投 7/21
【参院選・激戦区速報】二階王国がついに崩壊…和歌山は望月氏当確で世耕氏が「完勝」 20日に投開票が行われた参議院議員選挙の和歌山選挙区では、無所属の望月良男氏が当選を確実にした。 自民党参院選和歌山二階王国二階俊博世耕弘成二階伸康望月良男 7/20
【参院選・激戦区速報】参政党・神谷代表「ドリルでこじ開け」は幻に…保守王国・群馬は自民現職が逃げ切る 保守王国の岩盤は固かった――。20日に投開票が行われた参議院議員選挙の群馬選挙区では、自民党の現職清水真人氏が再選を確実にした。 参院選参政党自民党保守王国群馬 7/20
大谷百合絵 「政治家との距離が遠い」参院選こそが政権を揺るがす! 都議選惨敗の自民党を国民は見限るのか 政権交代に直結する衆院選に対し、参院選は政権の中間テストに過ぎない──。政界やメディアなどで、さかんに言われるため、参院選は衆院選より影響力に欠けるイメージを持つ人もいるかもしれない。だが歴史を振り返れば違う。 参院選自民党 7/7
上田耕司 【参院選・新人候補】オリラジ中田の弟「中田フィッシュ」が「自民党」から出馬するワケ 「僕を選ばなくていいんですか?」と自信 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦氏の実弟・中田フィッシュ氏(本名・中田啓之氏)が、7月20日投開票の参院選比例代表で自民党から立候補する予定だ。ダンサーでもあるフィッシュ氏はなぜ政治の世界に足を踏み入れたのか、なぜ自民党から立候補するのか。そして兄は本音ではどう思っているのか……フィッシュ氏に話を聞いた。 中田フィッシュ中田敦彦自民党参院選2025参院選 7/1
安積明子 「石破首相では参院選は戦えない」自民党内でうごめく「次の首相」を狙う面々 旧安倍派“裏金議員”も… 東京都議選で大敗した自民党は、7月の参院選にジリ貧モードで突き進むとみられる。目標に掲げる与党で過半数の議席を確保できなければ、「石破おろし」が吹くことは間違いない。党内では、大物議員たちが、次の首相の座を狙って既に動きを活発化させている。 参院選自民党石破茂 7/1
石破自民“天下分け目”の参院選どうなる? 連立「補充」、立憲と「大連立」の予想も 7月20日、参院選の投開票を迎える。自民党が惨敗すれば石破茂首相は退陣必至となる。裏金問題、物価高などをめぐって、有権者の自民党への不信は根深いが、果たして……。AERA 2025年6月30日号より。 参院選自民党7月20日 6/29
川口穣 都議選で大敗の自民党・木原誠二選対委員長 「参院は過半数維持が最低ライン」「消費減税は難しい」 7月20日に投開票が見込まれる参院選に向けて準備が各党で進んでいる。参院選は、一般的に政権与党の「中間テスト」的な意味合いが強いと言われる。だが、衆議院で与党が過半数を割っている現状では、事実上の政権選択選挙となる。敗れると政権崩壊・下野も現実味を帯びる自民党は、参院選をどのように戦うのか。木原誠二・選挙対策委員長に聞いた。 参院選自民党7月20日政権選択 6/23
大谷百合絵 都議選で非公認となった“裏金議員”のポスターに堂々と「自民党」の文字…都連は予想外の“お怒りモード”? 6月13日に告示され、同22日に投開票が行われる東京都議会議員選挙をめぐり、自民党から公認を受けない立候補予定者たちが、街なかに「自民党」と明記したポスターを貼り出していると一部メディアで報じられた。都議会自民党の裏金問題に関与して非公認となったにもかかわらず、有権者に誤解を与えるような政治活動を続けていることに、SNSでは批判の声があがっている。問題となっている議員や自民党東京都連は、この事態をどう受け止めるのか。 都議選自民党裏金 6/8
今西憲之 「カネ」疑惑報道後、太田房江参院議員が不出馬表明 自民大阪選挙区はいまだ候補者が決まらぬ異常事態に 今夏の参院選で、大阪選挙区から3選を目指し、自民党公認が内定していた太田房江参院議員(73)が5月26日、突然、不出馬を表明した。太田氏に関しては、5月19日発売の週刊ポストが選挙買収工作をしていたという疑惑を報じるなど、カネにまつわる疑惑が噴き出ていた。 参院選自民党太田房江 6/2
NEW ジュリーこと沢田研二 「危険なふたり」「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」… 昭和を代表するスターの魅力とは【厳選記事まとめ】 沢田研二ジュリー危険なふたり時の過ぎゆくままに勝手にしやがれ 3時間前