「突然、涙があふれ出た」 発達障害のある子どもと親のコロナ禍
AERAコロナ禍で、発達障害のある子どもと親が、心身共に追い詰められてしまうことがある。発達障害のある子どもに親はどう向き合えばいいか。大切なのは何か。AERA 2021年2月1日号で掲載された記事から。* * * 涙は突然、あふれてきた。「いっぱいいっぱいだったんだと思います」 都内の会社で働く篠田...
コロナ禍で、発達障害のある子どもと親が、心身共に追い詰められてしまうことがある。発達障害のある子どもに親はどう向き合えばいいか。大切なのは何か。AERA 2021年2月1日号で掲載された記事から。* * * 涙は突然、あふれてきた。「いっぱいいっぱいだったんだと思います」 都内の会社で働く篠田...
タレントでエッセイストの小島慶子さんが「AERA」で連載する「幸複のススメ!」をお届けします。多くの原稿を抱え、夫と息子たちが住むオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する小島さん。日々の暮らしの中から生まれる思いを綴ります。* * * 発達障害って、どんなイメージ? 私はADHD(注意欠如...
発達障害のひとつであるADHD(注意欠陥・多動症)の当事者である借金玉さん。早稲田大学卒業後、大手金融機関に勤務するものの仕事がまったくできずに退職。その後、“一発逆転”を狙って起業するも失敗して多額の借金を抱え、1ヵ月家から出られない「うつの底」に沈んだ経験をもっています...
心身共に大きな変化を迎える思春期に差し掛かると、発達障害の特性を持つ子どもたちの困難は、さらに際立つ。その壁をどう乗り越えていくか。AERA2020年4月13日号から。* * * 横浜市に住む母親(47)は、次男(17)がASDと診断されている。中1の時、学校に行けなくなった。母親は振り返る。...
発達障害は不登校の原因になりやすい。特に思春期ともなれば、当事者の抱える困難は増す。アエラのアンケートにも、さまざまな実体験ときっかけが寄せられた。AERA2020年4月13日号から。* * * 新型コロナウイルス感染拡大による一斉休校は、不登校の子どもたちにも影響を与えていた。 都内に住む男...
発達障害は、先天的な脳の機能の発達のアンバランスが原因で、得意なことと苦手なことの凹凸が激しいという特性がある。支援を得られず成長し、成人して母になってから、より大きな困難に直面する人も多い。AERA2020年4月13日号から。* * * 発達障害は先天的なもので、親や子どもの努力不足でも、性...
親子が発達障害の家庭は、家族関係や学校など多くの困難を抱えている。社会全体として、どう向き合い支援するべきか。AERA2020年4月13日号から。* * * 東京都在住の自営業の女性(44)の家は、いつも2台のテレビがついている。ASDとADHD傾向のある夫は、2番組を同時に見ないと気が済まな...
子どもの受診をきっかけに、親自身も発達障害だとわかるケースが増えている。発達障害は、先天的な脳の機能の発達のアンバランスが原因で、得意なことと苦手なことの凹凸が激しい。「『困っている』と言えないことが一番つらい」と当事者は言う。AERA2020年4月13日号から。* * * 財布を取ろうとバッ...
入学や進級に伴い、何かと変化が多い時期。とくに子どもの発達に特性がある場合、新しい環境になじめるだろうかと不安に思うことでしょう。小学校入学後でも通級指導学級/特別支援教室等の支援を利用するのか、悩む親は少なくありません。「AERA with Kids春号」(朝日新聞出版刊)では、Tw...
AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。* * *Q:この年齢になってから発達障害の診断を受け、離婚や解雇など生きづらかった自分の半生の謎が解けました。職業訓練などの支...