不調の原因?自律神経は木曜日に乱れる 1日15分の「ぬり絵タイム」を医師がすすめる理由

ヘルス

2022/02/17 09:00

順天堂大学医学部教授小林弘幸医師
順天堂大学医学部教授小林弘幸医師

 日常生活で、吐き気や倦怠感、頭痛、肩こり、動悸、めまい、不眠などに悩まされていませんか。これらは、自律神経が乱れているとおこりえる症状の例です。不調を感じたとき、自律神経を整える努力をするだけで毎日をラクに過ごせるようになることもあります。順天堂大学医学部教授の小林弘幸医師は長年、自律神経の研究を続けてきました。その集大成『結局、自律神経がすべて解決してくれる』(アスコム)から一部を抜粋してお届けします。

【一覧表】免疫力をアップする食べ物

*  *  *

■「変化」が苦手

 自律神経とは、心身の機能をバランスよくコントロールするシステムです。具体的には、内臓の働きや代謝、体温などの機能を調節するために、意思とは関係なく24時間働き続けているものです。この機能が乱れてしまうと、さまざまな不調が引き起こされることがわかってきました。

 小中学生が訴えるようなめまいや頭痛をはじめ、一般的に50歳前後の女性に多いとされる更年期障害などから、がんの増殖や転移に関係しているという研究もあります。

 だからこそ、世代を問わず、「自律神経が喜ぶ生活」を送っていくことがとても大切だといえます。

 ですが、自律神経はちょっとしたことで、驚くほど簡単に乱れます。ちょっと怒ったり、不安を感じるだけで、自律神経のシステムはバランスを崩してしまうのです。

 自律神経が乱れる要因は、精神的なストレス、過労による肉体労働、睡眠不足、偏った食事などといわれています。

 人生には、いろいろな変化があります。人事異動や引っ越し、親しい人との別れなどはもちろん、一般的には「おめでとう」と声をかけてもらえるような出来事、たとえば進学や就職、結婚や出産なども生活の変化を伴います。

 そんな変化があったとき、うれしいことなのになぜか疲労感を覚えたり、おなかの調子が悪いことが続いたり、眠りが浅くて夜中に何度も目が覚めてしまったり、なんてことはありませんか?

 現在、なんらかの不調を感じているとしたら、それは「自律神経を整えよう」という体からのサインでもあるのです。

NEXT

暑い時期と寒い時期、どちらが乱れる?

1 2 3 4 5

あわせて読みたい

  • 梅雨シーズンに陥りがちな体調不良。原因と対策を考えよう

    梅雨シーズンに陥りがちな体調不良。原因と対策を考えよう

    tenki.jp

    6/2

    夏バテ防止! プールの効果で自律神経を整えよう

    夏バテ防止! プールの効果で自律神経を整えよう

    tenki.jp

    8/30

  • 「更年期不眠」にはメラトニン! 分泌量を増やす方法とは?

    「更年期不眠」にはメラトニン! 分泌量を増やす方法とは?

    dot.

    8/4

    うつ、それとも更年期障害? プチ不調の原因を知る5つの「未病検査」

    うつ、それとも更年期障害? プチ不調の原因を知る5つの「未病検査」

    週刊朝日

    1/14

  • 「偏差値の高さ」じゃない 「大学ランキング」学長からの評価1位は?

    「偏差値の高さ」じゃない 「大学ランキング」学長からの評価1位は?

    週刊朝日

    1/17

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す