PTAという名前自体が、もしかしたらちょっとじゃまになるかなとも思っています。今までのものからどうしても離れられないというか。新しい形になってほしいという意味では、名前から変えてもいいんじゃないかとも思います。

 PTAという名前にこだわらず、保護者同志、保護者と教職員がつながれるネットワークさえあれば、できることってたくさんあるとも思っています。今、PTAでやっていることは、実はほとんどいらないなんて言ったら炎上しそうですが(笑)、今やっていることを徹底的に断捨離して、逆に今やっていないことでやったほうがいいことが、いっぱいあると思う。そうなったら、存在していく意義があるのではと考えています。

 冬休みが明けて学校が始まり、新年度まで3カ月を切った今、自分の子どもの通う学校近隣の自治体のPTAと自分がどう関わるか、見極めてみるのもいい機会なのでは?

大塚玲子(おおつかれいこ)/ノンフィクションライター、編集者。PTAなどの保護者組織や多様な家族について取材、執筆。近著『さよなら、理不尽PTA!』(辰巳出版)他著書多数。ホームページ:ohjimsho.com

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