でも、マカロンさんは、今のところ、「彼氏のことが大好きですが、家族の方を優先して、最近は彼氏と会う頻度を減らそう」としているんですよね。「彼には私と会えなくて寂しい」と言われて、「私も彼とは毎日でも会いたいくらいなの」に、母親の言葉に従っているのですよね。
これはマインドコントロールがまた強くなっていく方向だと僕は思います。
マカロンさん。
「本当のことを伝えられず、どうしたらいいのかわからない状態です」と書かれていますが、僕のアドバイスは明確です。
まず、恋人に、なかなか会えなかった理由を正直に言います。母親のことです。恥ずかしいかもしれませんが、そうすることで、また一歩、「母親のマインドコントロール」から抜け出すことができるでしょう。自分の状況を客観的に、誰かに語ることは、問題を批評的に見つめられるきっかけになります。
次に、学業に影響のない範囲で、恋人と会う時間を増やすこと。つまりは、今よりもっと頻繁に会うこと。恋人との時間が増えれば増えるほど、マインドコントロールから自由になるでしょう。
父親は母親のマカロンさんに対する態度をどう思っているのでしょうか。一度、父親と深く話してみる必要があると僕は感じます。
母親が強くマカロンさんをマインドコントロールしようとするのは、いわゆる「子離れ」ができてないからだと思います。
ですから、母親がマカロンさん以外の「生きがい」を持つことは、「子離れ」にはかなり有効です。父親と相談しながら、母親に「生きがい」、例えば「趣味」とか「ボランティア活動」とかを勧める、なんて方法もあるんじゃないでしょうか。
これらの目的は、マカロンさんがマインドコントロールから自由になるだけではなく、「子離れ」「親離れ」できない関係をゆっくりと、改善するためです。
母親がなんと言おうと、少しずつ少しずつ、母親との距離を離していくことが、母親の「子離れ」に、そしてマカロンさんの「親離れ」に通じると思います。
それからね、マカロンさん。僕は、「彼に多少依存しているところもあるかもしれません」という表現が少し気になります。