脂肪燃焼「スープ」なのにフライパンで作る。炒めて水を入れて……と、一連の工程を見ていると確かに「フライパンのほうが作りやすい」。ぜひリュウジさんのYouTubeも見てほしい(撮影:松永卓也/写真映像部)

(8)良質な脂質を少し入れる

「脂質はカロリーが高いですが『一切とらない』のもよくない。少しの脂質は健康な代謝を支えます。オリーブオイルやアボカドオイルがおすすめ」

(9)塩分は控えめにする

 意外と知られていないのが塩分と体重の関係。塩分をとりすぎると太りやすくなる。

「水分補給なしで砂漠をさまようと脱水症状になり、血液中のナトリウム濃度が上昇します。すると人体は『飢餓状態に陥った』と判定し、脂肪を蓄えるスイッチが入ります(エネルギー不足のための備蓄)。過剰に塩分をとった場合もナトリウム濃度が上昇するため、体が飢餓状態になったと勘違いし、脂肪を増やそうとするのです」

 むくみを防ぐという意味でも塩分を控えることは大切。ただ、薄味で食べたくなくなるほど控えなくていい。脂肪燃焼スープもおいしくなければ続かない。

(10)簡単に作れて継続しやすい

 健康体重という目標を達成するうえで、ある意味一番大事。「材料が手に入りやすく、調理が単純なほど続けやすい」

(ジャーナリスト・大西洋平、編集部・中島晶子)

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AERA 2025年1月13日号より
AERA 2025年1月13日号より
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AERA 2025年1月13日号より抜粋

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