ゆか「記念日とかイベントとかどうでもいい勢代表のひろゆき君としては、そこに関して何か解決策って思いつきますか?」
ひろ「そもそも、なんでこだわるの?」
ゆか「昔は私も、誕生日や記念日はお祝いしたい派だったけど、突き詰めてしまうと、自己満足じゃない? 例えば『付き合った記念日』とか、自分には思い入れがあって嬉しいものだから、相手もそう思ってくれていたら嬉しい。でもそれって、心の中で『嬉しい』って思っているだけでも十分なのに、オシャレなレストラン行くとか、プレゼントを買うとか、なんか見える形になっている方が、よりわかりやすくて(自分が)満足するみたいな」
ひろ「例えば、クリスマスケーキとか、1日過ぎた方が安いじゃん。レストランにしても、お金は有限なのに、なんで高い日に行くんだろう……と」
ゆか「2人で過ごすクリスマスを、私はこんなに大切に思っているのに、1日過ぎた方がケーキが安いとか、そんなケチり方するほど愛情ないんか?みたいな話にもなるじゃん。ちなみに、今の私は自腹で好きなケーキ買うけどね。んで、君もそれ絶対食べるから『あ、お金出さないくせに食べるんですね。なるほどですねー』とかネタにしながら楽しむ」
ひろ「ケーキがなくても、クリスマスツリーがなくても、2人で過ごせるんじゃね?……と」
ゆか「でも、そういう気の利いた言葉すら言えないじゃないですか。そういう勢は」
ひろ「押忍! そういう勢です!」