先週に多く読まれた記事の「見逃し配信」です。ぜひ御覧ください(この記事は「AERA dot.」で2024年10月16日に配信した内容の再配信です。肩書や情報などは当時のまま)。
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ひろゆきさんとゆかさんは、何もかもが合わないデコボコ夫婦。付き合い当初から喧嘩も絶えなかったそう。そんな経験をヒントに、渾身のアドバイスをお届けします。
質問
ゆかさんひろゆきさん、こんにちは。
パートナーとの金銭感覚が合わず、困っています。自分はイベントごとなどにはしっかりとお金を使いたいタイプ、相手は最小限で済ませたいタイプです。家具の値段ひとつとっても、まったく意見が合いません。
困ったことは、話の着地点が見つからない場合は、共有財産であっても自分自身がすべてのお金を出していることです(相手の方が稼ぎが多いのに!)。
にもかかわらず、相手は自分の趣味にはしっかりお金をかけており、不公平感が否めません。うまく折り合いをつける方法はないものでしょうか。
ゆかの回答
自分のお金で好きなだけこだわれば良いのではないでしょうか。稼ぎの大小関係なく、価値を感じられないことに時間やお金をかけたくないと思うのは、至極当然のことだと思います。
夫婦とはいえ価値観はさまざまですし、文章を読む限り、相手の方は、質問者さん自身のお金を使うことに反対はしてなさそうです。
一方で、質問者さんが「相手は自分の趣味にはしっかりお金をかけており、不公平感が否めません」と、相手が価値を感じるものに、相手のお金を使うことを否定的にとらえる書き方をしている点が気になりました。
イベントにこだわりたい質問者さんと、趣味にこだわりたい相手の方、共に価値を感じるものにお金をかけたい点では同じだと思います。
夫婦は共有財産といっても、もちろん程度にもよりますが、基本的には自分で稼いできたお金は、その人が自由に使うという心持ちでいた方が、お互い気持ち良いと思います。
自分だけがお金を出して、相手がそれをタダで使っているのが不公平ということなら、夫婦2人なら、生活用品は各自揃えるのでも良いわけですし。
……と、厳しめの意見多めで書いてしまいましたが、例えば大型家具などの場合は、個別に揃えることは現実的ではないし、頻繁に買い換えるわけでもない。
ある程度値段と性能が比例するケースもあるでしょう。そういう場合は、耐久年数、使用頻度、お金をかけることで得られるメリットの視点から交渉するのも一手です。半額ずつ負担するところから話し合って、最終的に質問者さん6割、相手の方4割くらいの着地点になるかもしれません。検討を祈ります。