文字を書くことで自律神経は整う

 まず、ダメだったことや失敗したことを振り返り、自分自身が成長するためにも反省する機会を設けます。次にモチベーションを上げるために、よかったことやうれしかったことを考えます。日本人は自分自身を責めてしまいがちで、反省にばかり重きを置いてしまうところがあります。暗い気持ちを引きずらないためにも、(1)(2)の順番で書くことの大切さがわかるのではないでしょうか。

 最後に、明日の小さな目標を立てて3行日記を締めましょう。目標を明確にすることの大切さは前項でもお伝えしてきましたが、前日の段階でやるべきことをはっきりさせておけば、当日に「何をすればいいんだろう?」と考える必要がなくなります。

 また、「明日は○○をがんばろう!」と前向きな気持ちで眠ることができるので、自律神経にとっても好循環が生まれるようになります。「手書きであること」の理由については、文字を書くこと自体に心を落ち着かせ、自律神経を整える効果があるからです。

 たとえば「写経」をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。今日一日の出来事をゆっくりと振り返りながら筆をとることで、おのずと呼吸のリズムも整い、自律神経の乱れもスッと落ち着くようになります。

 その日にあった嫌なことやストレスは、その日のうちに吐き出してしまいましょう。

『一日の最後に3行日記を書く』、このちょっとした時間があることによって、翌日の集中力がいっそう高まるといっても過言ではありません。

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