外との温度差を7℃以内にする

 梅雨時になると憂鬱な気分になったり、季節の変わり目には体調を崩しやすかったり、みなさんも天気によって体のコンディションが変わった経験があるのではないでしょうか。

 じつは、こういった症状にも自律神経が関係していることがわかってきました。精密機械のように緻密で繊細な自律神経は、気候の変化にもとても敏感です。とくに「寒い」から「暑い」への変化を苦手としています。

 集中する環境を整えるためには、部屋の温度調節も重要になってきます。たとえば、暑いときにクーラーをガンガンに効かせた部屋に入ると、サーッと汗が引き、その涼しさがとても気持ちいいですよね。しかし、自律神経にとっては非常に迷惑な話。その温度差にびっくりしてパニックに陥ってしまうため、しばらくは落ち着かない状態が続いてしまうでしょう。

(写真はイメージ/GettyImages)

 ちなみに、外気温と室内の温度差が7℃以上あると自律神経は過剰に働いてしまい、場合によっては寒暖差疲労で過労を起こしてしまいます。盲点となりやすいのは「車に乗るまで」「新聞を取りに行くだけ」「ゴミ出しをするだけ」という、ちょっとした移動時の油断です。

 自律神経は一度でも乱れてしまうと整うまでに時間がかかります。外にいる時間はほんのわずかであったとしても、外気温との温度差には注意しましょう。

30分に1回深呼吸して姿勢を良くする

 自律神経のバランスがとれている状態にあると、全身の血流が安定することにより、一つひとつの細胞に質のよい血液を送ることができます。これによって体調もいいコンディションへと整えられますので、おのずと集中力も高まり、脳の働きも活性化しやすくなります。

 この血流に着目するのであれば、仕事や勉強で集中したいときの姿勢も大切。デスクに向かった瞬間こそ背筋をピンと伸ばしていたとしても、人は知らず知らずのうちに楽な姿勢をとろうとするので、気づくと背になっているものです。

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