寝る前の3行日記が持つ効能とは(※写真はイメージです Getty Images)
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 定年を迎えると現役時代に比べて、毎日が日曜日になりがちだ。充実した毎日を過ごすためにどうすればいいのか。医師・小林弘幸氏は「3行日記の習慣は、大切な一日が漫然と過ぎていくことを防ぐ」と指摘する。3行日記の効果について、朝日新書『老後をやめる 自律神経を整えて生涯現役』から一部を抜粋、再編集して解説する。

【図】日記にはこんな効能も……?

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寝る前の「3行日記」でワクワクする毎日に

「3行日記」は、毎日ワクワクして生きるためには欠かせないツールです。私の本を読んだことのある人にはおなじみかもしれませんが、ここで、改めてご紹介しておきましょう。

 まず、3行日記とはどんなものかというと、その日一日にあったイヤなこと、もやもやしたことを吐き出して、その日一日にあった楽しかったこと、うれしかったことで上書きし、明日やるべきことを整理して書き出すという、きわめてシンプルな心のリセット術です。

 ぐっすり眠ることができる、朝の目覚めがスッキリする、ストレスがなくなる、気持ちがリセットされる、前向きな気持ちになり、自律神経のバランスが整うことによって、免疫力がアップするなど、さまざまな効果が期待できます。

 文字どおり、たった3行書くだけでいいので、忙しい人でも、面倒くさがりの人でも、かんたんに続けることができます。私自身、学生時代から続けていて、効果を実感しています。

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寝る前の3分~5分で3行日記