埼玉入試が始まりいよいよ本格化した首都圏の中学受験。画像はイメージ
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 1月10日から埼玉での中学入試がスタートし、いよいよ本格化してきた首都圏の中学受験。東京、神奈川の受験生にとっても本番の入試があと20日ほどに迫るなかで、重要になるのが「メンタルの維持」だ。緊張感が高まってくる子どもはもちろん、親の方が「これで本当に間に合うのか」とメンタルが不安定になるケースは少なくない。この超直前期に親が平常心を保つにはどうしたらいいのか。わが子を難関校に合格させた中学受験人気ブロガー2人に、自らが実践したメンタルの“コントロール術”を聞いた。

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「今振り返ると、12月から1月にかけての受験直前期、私のメンタルはおかしくなっていたと思います」

 こう語るのは人気ブログ「中学受験100%ウカルログ」を運営する浜崎さん(仮名)だ。

 浜崎さんは、長女が難関女子中高一貫校に合格するまでの怒涛の日々をブログにまとめ、中学受験界で人気ブロガーとなった。熱量が高いコミカルな文章やメインキャラのカエルとの掛け合いが人気のブログだが、筆致の軽妙さとは裏腹に、実際の“受験生の母”としては悩みが多かったと話す。

「12月に入っても過去問の点数が全然取れず、10年分やっても第1志望の合格最低点に届かないくらいでした。それまでは『まあ落ちないでしょ』と楽観していたところもあったのですが、直前期になると、その根拠のない自信がボロボロと崩れていく感じでした。頭の中はカオス状態で『紅白歌合戦で紅組が勝ったら合格、白組が勝ったら不合格』など無意味な“賭け”をしていたほどです。一方、娘はひょうひょうとしたものでしたが、私は必死に(動揺を)悟られないようにしていました」

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母親自身が過去問を解きまくる