そして技術、 精神面におけるアドバイザーやカウンセラー的役割だけを期待されているのではない。外国人選手の獲得に向けて調査を行う編成担当者と話し込む姿も見受けられる
「日本でのプレー経験が豊富なので、日本向きの外国人かどうかの判断もできる。海外駐在スカウトから送られてくる映像を見て意見を求められているようです。もちろん国内他球団でプレーしている外国人選手についてのチェックもしっかりやっている。今後、巨人に加入する外国人選手の成功確率は上がるはず」( 巨人担当記者)
状況的に巨人は今後FA補強が減っていくような雰囲気もあり、これからはドラフトで入団した生え抜きの育成に加え、優良な助っ人を獲得してチーム力を上げていくしかない。今季も助っ人の活躍がチームの浮沈に大きく影響しそうなだけに、グラウンド外でのウィーラーのサポートも非常に大きな意味を持ってきそうだ。