一歩先行く「留学しやすい大学」はどこだ? 学校によってこんなにも違う (2/5) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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一歩先行く「留学しやすい大学」はどこだ? 学校によってこんなにも違う

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グローバルエデュ編集長・さとうなおみAERA#大学入試#教育
早稲田大学の留学センター「Waseda Global Gate」。短期から長期まで、気軽に留学の相談ができ、プログラムへの申し込みも受け付ける。取材の日、相談窓口には行列ができていた(撮影/写真部・堀内慶太郎)

早稲田大学の留学センター「Waseda Global Gate」。短期から長期まで、気軽に留学の相談ができ、プログラムへの申し込みも受け付ける。取材の日、相談窓口には行列ができていた(撮影/写真部・堀内慶太郎)

●留学をためらう理由

 この事例に限らず、高校生の留学の場合、学年のスタート時期の違いに伴う留年や、日本のカリキュラムへのキャッチアップなどの不安から、留学をためらう高校生は少なくない。

 世は「グローバル」ばやりで留学がもてはやされているが日本の制度は決して、留学しやすくはできていないのだ。

 この「留学しにくさ」は大学生にも付きまとう。高校と同様に学年のスタート時期は異なるし、留学に伴う休学中に「在籍料」が必要な場合もある。最大の壁は、新卒の4月一斉入社に伴う就活の一斉スタートだ。

 中央大学商学部4年生の阿部立希さん(22)は、2014年8月から15年4月まで、シンガポール経営大学に留学していた。国をあげての奨学金制度「トビタテ!留学JAPAN」に認められ、1期生に選ばれたことから、お金の面では不安なく留学生活を送ることができた。

 さらに、経団連が16年4月入社の就活の選考解禁を4カ月繰り下げて8月としたことから、就活にも間に合い、シンガポール留学を武器に商社の内定を勝ち取ることができた。

 ただ、このようなケースは、極めてまれだという。


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