一歩先行く「留学しやすい大学」はどこだ? 学校によってこんなにも違う (3/5) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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一歩先行く「留学しやすい大学」はどこだ? 学校によってこんなにも違う

グローバルエデュ編集長・さとうなおみAERA#大学入試#教育
早稲田大学の留学センター「Waseda Global Gate」。短期から長期まで、気軽に留学の相談ができ、プログラムへの申し込みも受け付ける。取材の日、相談窓口には行列ができていた(撮影/写真部・堀内慶太郎)

早稲田大学の留学センター「Waseda Global Gate」。短期から長期まで、気軽に留学の相談ができ、プログラムへの申し込みも受け付ける。取材の日、相談窓口には行列ができていた(撮影/写真部・堀内慶太郎)

●留学しやすい大学とは

 シンガポールは8月に新学期を迎え、学年が終わるのが5月。だから、なんとか就活に間に合った。

 欧米に留学した友人のなかには、就活を意識せずに6月に帰国し、準備したものの間に合わずに、本命企業に内定できなかった人もいるという。

「4年生の就活時期を逃すと、新卒という『箔(はく)』が落ちてしまう。それでは平等に戦えないかもしれないという不安から、留学を選択しなかった友人もいます」

 早稲田大学で学生たちの留学をサポートしている国際部国際教育企画課兼留学センターの眞谷国光さんもこう話す。

「3年生の秋に留学すると、帰国するのは4年生の夏。就活の時期が繰り下げになっても4年生は間に合わない可能性がある。経団連に未加入のIT企業などもどう動くかわからないので安心できず、 『新卒』を担保するために留年を選んで卒業を1年延ばすことも考えられます」

 こうした不具合は、企業と大学が手を携えて事に当たらなければなくならない。一方で、大学がいま、できることから「留学しにくさ」解消に動いていることは事実だ。

 末尾に挙げた四つの制度「4学期制」「秋入学」「交換留学協定校」「ダブル・ディグリー」の有無が、 「留学しやすい大学かどうか」の一つの指標になるだろう。


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