医師が一念発起でワイナリー設立 上品を極めた長野の白ワイン 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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医師が一念発起でワイナリー設立 上品を極めた長野の白ワイン

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 フード&ワインジャーナリストの鹿取(かとり)みゆきさんが、日本ワインを紹介する。今回は、長野県青木村・上田市の「ファンキー・シャトー ストラトゥ・キャッセ 2014(白)」。

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 長野県東部、上田盆地にある青木村で「ファンキー・シャトー」は設立された。2011年、50代でワイナリーを立ち上げた金橋豊彦さんと妻の美智子さんは、音楽プロデューサーと医師の仕事を続けながら、二足のわらじでワインを造る。東京でめまぐるしい生活を送る二人には、心をほぐしてくれる一杯のワインは、かけがえのないものだった。そんなワインが日本でもできると知り、自分たちで造りたいと切望した。

 ワイン用ブドウの栽培に適した土地を探し、9年前、雨の少ない上田市にブドウを植えた。早朝の、まだ薄暗いうちから畑に出る仕事は決して楽ではない。仕込み中は徹夜明けで、もう一つの仕事に向かう。

「二人でワインを育てる時間がいとおしいのです。音楽を始めた時の衝動に似て、24時間、ワイン造りのことを考えていても苦にならない」と、豊彦さん。

 夫妻の造る「ストラトゥ・キャッセ」は妖麗でありながら、品格を感じさせる。二人がまとう雰囲気にも、どこか通じる。

(監修・文/鹿取みゆき)

週刊朝日  2016年2月12日号


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