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「歴史」に関する記事一覧

江戸時代の東京が同時代のヨーロッパより圧倒的に"美しい街"だった宗教的な理由
江戸時代の東京が同時代のヨーロッパより圧倒的に"美しい街"だった宗教的な理由 江戸時代の東京は、いったいどんな街だったのか。『カラー版 東京で見つける江戸』(平凡社新書)を書いた歴史評論家の香原斗志さんは「江戸は水と緑にあふれ、野鳥の天国だった。その美しさは同時代の欧州の諸都市をはるかにしのぐものだった」という――。
東大教授が教える 徳川家光の「こわすぎる」一面とは?
東大教授が教える 徳川家光の「こわすぎる」一面とは? コロナ禍で「学び直し需要」が高まり、累計58万部のベストセラーとなった『やばい日本史』シリーズ。東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏が監修をつとめ、日本史の偉人の「すごい」面と「やばい」面の両方を紹介する本書は、小学生から90代までの幅広い読者に支持された。
権力闘争、暗殺…そして感染症「不幸は一つでは済まない」フランス文人医師の言葉の意味
権力闘争、暗殺…そして感染症「不幸は一つでは済まない」フランス文人医師の言葉の意味 ステイホームの連休は、家にこもって楽器の練習をしていた。音楽仲間の医者や学生たちとのアンサンブルもできないので、いきおい独奏曲となる。筆者の愛好するリュートには6コース11弦のルネサンスリュートから、13コース24弦のバロックリュートまで様々なタイプがあるが、気晴らしに弾いてストレスが少ないのは16世紀前半のルネサンスものである。パリで出版されたこれら16世紀半ばのリュート曲集は、音楽的には素人の貴族や上級市民が対象だったためか弾きやすく旋律も親しみやすい。
明智光秀の謀叛の理由…“本能寺の変”めぐる黒幕の存在「全11説」を一挙公開
明智光秀の謀叛の理由…“本能寺の変”めぐる黒幕の存在「全11説」を一挙公開 1年余続いた大河ドラマ「麒麟がくる」もいよいよクライマックスへ! 劇中では、将軍・足利義昭、帝(みかど)、徳川家康、松永久秀ら、光秀が心を通わせた人々の思いを背負って、決起へ――という流れになっているが、真実はどのようなものだったのか? 今回は、本能寺の変をめぐる黒幕の存在について、ズバリ読み解いた。『歴史道 Vol.13』(週刊朝日MOOK)より特別に紹介する。
「麒麟がくる」で“見たことのない信長”を生み出した染谷将太は、クライマックス本能寺の変で何を見せるのか?
「麒麟がくる」で“見たことのない信長”を生み出した染谷将太は、クライマックス本能寺の変で何を見せるのか? 2月7日(日)の最終回に向けて、ますます盛り上がりをみせているNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。その中で織田信長役を演じている染谷将太さんは、「革新的な織田信長像をゼロから構築したい」とのオファーを受けて引き受けたという。一年以上をかけて濃密な一人の人生を演じ切るのは、初めての経験だったという。撮影現場で制作陣と日々奮闘し、新たな挑戦をしている染谷さんに、『歴史道vol.13「本能寺の変と光秀の最期」』(週刊朝日MOOK/朝日新聞出版)で信長に対する思いを語ってもらった。特別に全文公開する。

この人と一緒に考える

怖くても逃げられない…ロヒンギャ難民キャンプでコロナ感染者が出た<下川裕治の旅をせんとや生まれけむ>
怖くても逃げられない…ロヒンギャ難民キャンプでコロナ感染者が出た<下川裕治の旅をせんとや生まれけむ> 「おや?」と思って立ち止まる。そしてはじまる旅の迷路――。バックパッカーの神様とも呼ばれる、旅行作家・下川裕治氏が、世界を歩き、食べ、見て、乗って悩む謎解き連載「旅をせんとや生まれけむ」。第26回は「難民キャンプで新型コロナ感染者が出たこと」について。
秀吉や家康が「キリスト教の布教」を認めていたら日本はどうなっていたのか?
秀吉や家康が「キリスト教の布教」を認めていたら日本はどうなっていたのか? アメリカ・ヨーロッパ・中東・インドなど世界で活躍するビジネスパーソンには、現地の人々と正しくコミュニケーションするための「宗教の知識」が必要だ。しかし、日本人ビジネスパーソンが十分な宗教の知識を持っているとは言えず、自分では知らないうちに失敗を重ねていることも多いという。また、教養を磨きたい人にとっても、「教養の土台」である宗教の知識は欠かせない。西欧の音楽、美術、文学の多くは、キリスト教を普及させ、いかに人々を啓蒙するか、キリスト教を社会にいかに受け入れさせるのかといった葛藤の歴史と深く結びついているからだ。世界94ヵ国で学んだ元外交官・山中俊之氏による著書、『ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門』(ダイヤモンド社)の内容から、ビジネスパーソンが世界で戦うために欠かせない宗教の知識をお伝えする。

特集special feature

    「麒麟がくる」で奮闘中! 城の魅力は“戦国の堅城”にあり
    「麒麟がくる」で奮闘中! 城の魅力は“戦国の堅城”にあり NHK大河ドラマ「麒麟がくる」にもたびたび登場する戦国の城。そこは政務を行う場所や城主の住居でもあったが、戦うための軍事施設であることが最優先された(注/江戸時代以降に築城された近世城郭については、その限りではない)。「麒麟がくる」で資料提供を担当している歴史学者の小和田泰経氏によると、「城の魅力とは、守りの堅さに集約されている」という。
    今日は「江戸無血開城」の日 全生庵に江戸最大の危機を救った男が眠る
    今日は「江戸無血開城」の日 全生庵に江戸最大の危機を救った男が眠る 東京都をはじめとした大都市に緊急事態宣言が出され、日本中に重い空気が流れている。いつまで続くのかわからない非常事態状況に、平和な時代しか知らない日本国民はとまどいと緊張を強いられている。こんな時に引き合いに出すべきなのかは定かでないが、今日は260年続いた太平の世が黒船の来航とともにあっと言う間にひっくり返った日、152年前の1868年4月11日(新暦5月3日)は、最後の将軍・徳川慶喜が江戸城を完全に新政府へ引き渡した記念日である。
    新型コロナでも最重要となる170年前の気づき 悲劇の医師「手洗いの父」の末路
    新型コロナでも最重要となる170年前の気づき 悲劇の医師「手洗いの父」の末路 『戦国武将を診る』などの著書をもつ産婦人科医で日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授の早川智医師は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたかについて、独自の視点で分析する。今回は産科医であり「手洗いの父」ゼンメルワイスを「診断」する。
    古代ギリシア「アテナイ」没落にみる流行病とデマ、私利私欲…現代の医師が解説
    古代ギリシア「アテナイ」没落にみる流行病とデマ、私利私欲…現代の医師が解説 筆者の愛読する古典のひとつに、トゥキディデス(紀元前460年頃-紀元前395年)の『戦史』がある。もっともギリシア語は大学生時代、アリストテレス全集を翻訳された島崎三郎先生という大家に師事しながら3カ月で挫折し、希英対訳ローブの英語ページと岩波文庫の日本語訳版で読んだだけである。しかし、翻訳でも、国際間の緊張と駆け引き、国益よりも国民の受けを狙ったタカ派のポピュリスト政治家や、やたらに威勢の良い軍人、勝利のためには政治体制の異なる大国ペルシアから海軍を導入するスパルタ王など、人間と政争の本質は今もほとんど変わっていない。実際、欧米では、政治家や軍人を志す若者にヘロドトス『歴史』と並んで、トゥキディデスは必読の書なのだそうである。
    現在の家紋の数は2万5000以上!  意外と知らない家紋と名字の真実
    現在の家紋の数は2万5000以上! 意外と知らない家紋と名字の真実 週刊朝日ムック『歴史道Vol.8』では、家紋と名字を大特集。「名字と家紋の起源」「天皇家の家紋」「関ケ原合戦屏風に見る家紋」など、様々な切り口で家紋と名字に関して考察している。ここでは「家紋と名字の基礎知識Q&A」から、種類や数、意匠(デザイン)に関するトピックスを紹介する。
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