安倍氏の罪を忘れてはいけない 古賀茂明 ロシアによるウクライナ侵略に対して、世界中で非難の声が上がっている。日本でも、人々の関心は高く、報道で大きく扱われているのは自然なことだが、この時期、私には他にも二つ気になることがある。 古賀茂明 3/15 週刊朝日
北朝鮮とウクライナの教訓 古賀茂明 2月27日、北朝鮮が今年8回目のミサイル発射を行った。ウクライナ戦争に世界の関心が集まる中、ミサイル実験で米国の関心を引くのが目的だと報じられているが、私はそのことよりも、今回のウクライナ紛争によって、北朝鮮の非核化が一段と遠のくことを心配している。 ウクライナ北朝鮮古賀茂明 3/8 週刊朝日
国民民主「改革中道」は偽看板 古賀茂明 国民民主党が、衆議院で政府の予算案に賛成した。予算案は翌年度の政策の骨格を決めるもので、これに賛成すれば、与党の政策を大筋で承認することになる。与党と対峙する「野党」であれば、これに賛成することはできないというのがこれまでの「常識」だった。立憲民主党の泉健太代表が、「与党か野党かということまで問われるぐらいの大きな採決だ」と批判したのも頷ける。 国民民主岸田政権 3/1 週刊朝日
賃上げできない連合に存在意義はあるのか 古賀茂明 日本の労働者の賃金が30年間ほとんど上がっていないという事実は、かなり広く知られるようになった。その原因については、労働生産性が上がらないからだという解説がよくなされる。確かに日本の労働生産性は、その水準が他の先進国に比べて低く、しかも上昇率も低いのは事実だ。 政官財の罪と罰賃上げ連合 2/22 週刊朝日
日本政府が国民に移民を勧める日 古賀茂明 週刊朝日が創刊100年を迎える。今から100年前の1922年(大正11年)2月25日の創刊号の見出しを見ると、その直前に終了したワシントン軍縮会議の記事が目立っていた。時代の雰囲気が伝わってくるが、私が関心を持ったのは、『我人口と食料の調節』という見出しだ。 古賀茂明 2/15 週刊朝日
ワクチン大失策は反面教師の誤算 古賀茂明 新型コロナのオミクロン株感染爆発が続く中、日本ではワクチンの三回目接種率が5%にも達しない。5割前後の欧州など先進国に比べ、異常なまでの遅れだ。 オミクロン株ワクチン接種岸田政権 2/8 週刊朝日
1億円は佐川宣寿氏が払う? 古賀茂明 1月19日の代表質問。立憲民主党の泉健太代表が岸田文雄総理に大事な提案をしたが、これを大きく取り上げたメディアはなかった。 古賀茂明岸田政権森友学園 2/1 週刊朝日
岸田総理の「涼しい顔」に騙されてはいけない 古賀茂明 岸田文雄政権誕生から3カ月半。新型コロナウィルス・オミクロン株の感染が急拡大しているが、これまでのところ、内閣支持率は上昇傾向だ。安倍晋三・菅義偉政権の強権的政治姿勢から、「聞く力」をアピールし、「成長と分配の好循環」「新しい資本主義」を掲げて国民に寄り添うポーズを取り、また、コロナ対策失敗で政権を追われた菅氏を反面教師として、早めに厳しい入国規制を実施したのが好感を呼んだようだ。 古賀茂明岸田政権 1/18 週刊朝日
日本はアメリカに逆らえるのか 古賀茂明 今週の「週刊朝日」(2022年1月21日号)は、パンダ特集号。パンダと聞けば、その愛くるしい姿を想像するだけで幸せになれる。新年早々のお題に最適だ。折しも、1月12日から上野動物園のシャオシャオとレイレイの一般公開が始まる。冒頭3日間の観覧希望者向け抽選は348倍の高倍率。パンダが初めて来た頃、「パンダ外交」という言葉があったが、今もパンダは、日中友好の親善大使として大活躍している。 中国古賀茂明 1/11 週刊朝日
〈先週に読まれた記事ピックアップ〉102歳現役美容部員「何より自分のご機嫌をとる」 長生きと健康のためにいちばん大切なことは「今を楽しく」 ポーラ美容部員100歳メイク堀野智子102歳、今より元気に美しく長生き健康美容朝日新聞出版の本 6/12