〈追悼 楳図かずおさん88歳死去〉 「20代、30代はほとんど寝ていなかった」 月刊誌3本、週刊誌3本の連載があって… 「漂流教室」「おろち」などで知られ、恐怖漫画の第一人者だった漫画家の楳図かずお(うめず・かずお、本名・楳図一雄)さんが10月28日、死去した。88歳だった。2012年に週刊朝日でインタビュー。漫画が大ヒットした30代の忙しかった時期や、恐怖の原点、断筆について語っていた。楳図さんを偲び、週刊朝日2012年4月6日号の記事を配信する。(年齢、肩書等は当時) 楳図かずお 11/5
〈追悼 楳図かずおさん88歳死去〉恐怖の原点は父親の昔話 「お亀池」に伝わる「へび女」の伝説 「漂流教室」「おろち」などで知られ、恐怖漫画の第一人者だった漫画家の楳図かずお(うめず・かずお、本名・楳図一雄)さんが10月28日、死去した。88歳だった。2012年に週刊朝日でインタビュー。漫画が大ヒットした30代の忙しかった時期や、恐怖の原点、断筆について語っていた。楳図さんを偲び、週刊朝日2012年4月6日号の記事を配信する。(年齢、肩書等は当時) 楳図かずお 11/5
映画の舞台はジョージア南部の村に実在する2台の「ゴンドラ」 セリフなしで唯一無二の世界観描く 緑溢れる山の谷間をゆく2台の赤いゴンドラ。イヴァ(マチルド・イルマン)はゴンドラの乗務員になり、もう1台のゴンドラに乗るニノ(ニニ・ソセリア)とすれ違いながら心を通わせていく──。セリフなしで唯一無二の世界観を紡ぐファイト・ヘルマー監督がジョージアに実際にあるゴンドラを舞台にした物語「ゴンドラ」。ヘルマー監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 11/3
「この愛おしい空間をタイムカプセルのように残しておきたい」 港町の猫と人々の共存を追う一作 岡山県の瀬戸内海に面した港町・牛窓。映画作家の想田和弘と妻でプロデューサーの柏木規与子はニューヨークを離れ、2021年に牛窓に移住した。想田は神社「五香宮」に集まる猫たちにカメラを向けはじめる。そこには糞尿被害や高齢化、共存の難しさなど世界の縮図が映り込んでいた──。「五香宮の猫」の監督である想田和弘に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 10/27
「あなたはもっとタフにならなきゃダメよ」 同志だったフジコ・ヘミングからもらった生きるヒント 60代後半でブレークしたフジコ・ヘミング。コロナ禍でも積極的に動き無観客ライブを行い、愛する犬や猫、小物に囲まれて暮らす。そして2023年3月、最後のパリ公演の幕が開く──。18年に大ヒットした「フジコ・ヘミングの時間」の監督が、20年からの4年間を追ったドキュメンタリー「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」。構成と編集も務めた小松莊一良監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 10/20
黒木華「芝居が終わったら台本は全部捨てる」 一方、役所広司は「読み返さない、でも…」 日本のファンタジー小説の原点といわれる『南総里見八犬伝』が現代に蘇った。出演する役所広司さんと黒木華さんが語る「物語のちから」とは。AERA 2024年10月21日号より。 役所広司黒木華 10/19
「パキスタンは非常に矛盾に満ちた国」 家父長制の苦しみを男性目線から描いた映画「ジョイランド わたしの願い」 ハイダル(アリ・ジュネージョー)は失業中。妻は仕事にやりがいを持っているが家父長制を重んじる彼の父はよく思っていない。やがて仕事を見つけたハイダルはそこでトランスジェンダーの女性ビバと出会い──。昨年の米アカデミー賞国際長編映画賞パキスタン代表&ショートリスト選出となった「ジョイランド わたしの願い」。脚本も務めたサーイム・サーディク監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 10/13
磯村勇斗×岸井ゆきの×内山拓也「何か一つ声を上げるきっかけに」 映画「若き見知らぬ者たち」鼎談 内山拓也監督の新作映画「若き見知らぬ者たち」。若者の閉塞、社会の理不尽な暴力にさらされる叫びを体現した磯村勇斗さん、岸井ゆきのさん、内山監督との鼎談が実現した。AERA 2024年10月14日号より。 磯村勇斗岸井ゆきの内山拓也 10/12
違法ビジネスという“地獄”から母を救おうとする子 仏教故事に着想を得た映画「西湖畔(せいこはん)に生きる」 中国・杭州市。西湖のほとりに暮らすタイホア(ジアン・チンチン)は茶畑で働き、一人息子ムーリエン(ウー・レイ)を育てあげた。だがあることから茶畑を追い出され、違法ビジネスの闇に堕ちてしまう──。前作「春江水暖〜しゅんこうすいだん」で世界を仰天させた中国の若き才能の第2弾「西湖畔(せいこはん)に生きる」。脚本も務めたグー・シャオガン監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 10/6
「女がマエストロになれるかよ」 実在する姉妹が差別や偏見を乗り越え、自らの夢に挑む 1995年、パリ郊外。アルジェリア系のザイア(ウーヤラ・アマムラ)は双子の妹フェットゥマとパリの音楽院に編入する。だが指揮者を目指すザイアの前に性別や格差の差別が立ちはだかる。そんなとき世界的指揮者が特別授業にやってきて──。現在も活躍を続ける実在の姉妹を描いた映画「パリのちいさなオーケストラ」。脚本も務めたマリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 9/29
NEW <最初の読者から> 元週刊朝日の記者・松岡かすみさんが向き合った、切実な声の数々『-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち』を書評家の東えりかさんが読み解く (書評) 書籍紹介朝日新聞出版の本-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち松岡かすみ東えりか卵子凍結妊娠 2時間前