夫婦そろって営業所所長 土日勤務も交代しながら“ワンオペ”を2人で 子育ての経験が仕事に生きている AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2024年12月23日号では、株式会社ウィルの福田まゆみさんと福田健さん夫婦について取り上げました。 はたらく夫婦カンケイ 12/20
統合失調症が疑われた姉を「もっと早く受診させるべきだった」 20年にわたる家族の対話を記録したドキュメンタリー 医学部に進学した8歳上の姉がある日、事実と思えないことを大声で叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者の父と母は「問題ない」と精神科から姉を遠ざけた。18年後、弟である監督は姉と家族にカメラを向けはじめる──。20年にわたる家族の対話を記録した貴重なドキュメンタリー「どうすればよかったか?」。藤野知明監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 12/15
津村記久子の短編小説集『うそコンシェルジュ』 “うそ”で困り事を解決できる理由とは? AERAで連載中の「この人のこの本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。 この人のこの本津村記久子 12/9
大ヒット作「ワンダー 君は太陽」のアナザーストーリー 人間同士の“信じる”気持ちを描く 少年オギーをいじめたことで退学になったジュリアン(ブライス・ガイザー)に祖母サラ(ヘレン・ミレン)は昔話をはじめる。それはナチス占領下、ユダヤ人である彼女の壮絶な経験と「優しさ」についての大切な記憶だった──。大ヒット作「ワンダー 君は太陽」のもうひとつの物語「ホワイトバード はじまりのワンダー」。マーク・フォースター監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 12/8
「子どもは自分に向けられる“まなざし”を欲している」 東京の児童養護施設で暮らす子どもたちの成長を追ったドキュメンタリー 東京のとある児童養護施設。さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの声と成長をカメラは捉える。両親への思い、職員との関係、学校のこと、原則18歳になると退所しなければならない将来について──。社会から注目されにくかった子どもたちを正面から追った貴重なドキュメンタリー「大きな家」。竹林亮監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 12/1
師匠ミヒャエル・ハネケ監督譲りの冷徹なまなざしで描く 世界を不安に陥れるイニシエーション・スリラー「クラブゼロ」 名門校に赴任した栄養学教師のノヴァク(ミア・ワシコウスカ)は、生徒たちに「conscious eating(意識的な食事)」という食事法を説く。「少食は健康的で、環境保護にもなる」というノヴァクの教えに生徒たちは次第にのめり込んでゆき──。世界を不安に陥れるイニシエーション・スリラー「クラブゼロ」。脚本も務めたジェシカ・ハウスナー監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 11/24
米アカデミー賞ノミネート作「ロボット・ドリームズ」 切なく温かい物語にゲーム・音楽など80年代カルチャー満載! 1980年代のニューヨーク。孤独なドッグは友達ロボットを購入し自ら組み立てる。二人は意気投合し、友情を育んでいく。だが夏の終わりにドッグと海水浴を楽しんだロボットに変化が現れる──。第96回米アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされた切なく温かい物語「ロボット・ドリームズ」。パブロ・ベルヘル監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 11/17
映画「動物界」が描く“人間が動物に突然変異してしまう世界” 「自分と違う他者との共生を認めるかどうか」 世界中で人間が動物に突然変異する奇病が蔓延する近未来。エミール(ポール・キルシェ)の母も病にかかり“新生物”として隔離される。だが移送中の事故で母が行方不明に。さらに父(ロマン・デュリス)と母を探すエミールの体にも異変が──!? 社会問題とスリラーを融合させた話題作「動物界」。脚本も務めたトマ・カイエ監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 11/10
「感情が変われば呼吸も体温も瞳孔の開きかたも変わる」 俳優・池松壮亮が目指す表現とは 2003年、子役でスクリーンデビューを果たした「ラスト サムライ」からずっと、池松壮亮は俳優として注目されてきた。どう演じるか。どう役と向き合うか。常にその問いを自身につきつけ、呼吸から体温まで操りながら演じようとする。11月8日には主演をつとめた映画「本心」が公開。26年の大河ドラマも決まった。俳優として、新たな挑戦が始まっていく。 現代の肖像池松壮亮 11/8
〈追悼 楳図かずおさん88歳死去〉 断筆した恐怖漫画家・楳図かずお 「今は自分自身が作品」 「漂流教室」「おろち」などで知られ、恐怖漫画の第一人者だった漫画家の楳図かずお(うめず・かずお、本名・楳図一雄)さんが10月28日、死去した。88歳だった。2012年に週刊朝日でインタビュー。漫画が大ヒットした30代の忙しい時期や、恐怖の原点、断筆について語っていた。楳図さんを偲び、週刊朝日2012年4月6日号の記事を配信する。(年齢、肩書等は当時) 楳図かずお 11/5