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今西憲之

今西憲之

ジャーナリスト

プロフィール

大阪府生まれのジャーナリスト。大阪を拠点に週刊誌や月刊誌の取材を手がける。「週刊朝日」記者歴は30年以上。政治、社会などを中心にジャンルを問わず広くニュースを発信する。

今西憲之の記事一覧

旧統一教会が自民党議員に18枚のファクス送付 元信者が「あきれる」と漏らしたその内容とは
旧統一教会が自民党議員に18枚のファクス送付 元信者が「あきれる」と漏らしたその内容とは 盛山正仁文部科学相が10月13日に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の「解散命令請求」を東京地裁に申し立てた、と発表したのを受け、旧統一教会が激しく反対する動きを見せている。16日には顧問弁護士らが記者会見を開き、請求については「極めて遺憾」などと主張していた。そして24日には、自民党の複数の国会議員にファクスを送り、直接訴えていたことがわかった。解散命令とともに「財産保全」で資産を失うことへの危機感の現れでもあるようだ。
「スキャンダルがばれる!」政党職員名乗る男が…国会議員秘書の親が460万円振り込め詐欺被害に
「スキャンダルがばれる!」政党職員名乗る男が…国会議員秘書の親が460万円振り込め詐欺被害に 国会議員の秘書の家族が、振り込め詐欺の標的になっている。議員の名前を出して「スキャンダル」といった言葉で危機感をあおり、政治の現場で使われる用語でリアル感を出しているという。被害にあった秘書は「親の携帯電話にかかってきた」と話しており、多くの情報が漏れていると指摘する。未遂の案件も続いており、永田町関係者は注意が必要だ。
泉房穂氏「1回の選挙で首相を出せると本気で考えている」 6連勝で得た確信とその根拠は
泉房穂氏「1回の選挙で首相を出せると本気で考えている」 6連勝で得た確信とその根拠は 泉房穂・前兵庫県明石市長の勢いが止まらない。自らの後継を選ぶ明石市長選を皮切りに、今月22日に投開票された参院徳島・高知選挙区の補選と埼玉県所沢市長選まで、応援に入った選挙で勝ち続けている。今はその人気にあやかりたいという、選挙を控える全国の候補者から応援要請が殺到している。一貫しているのは、政党本位ではなく市民目線かどうか、だという。この先を見据える泉氏の戦略とは。
“紀州のドン・ファン”遺言書は本物?「社長の字です」「ウソだ」13億円めぐる裁判で証言真っ二つ
“紀州のドン・ファン”遺言書は本物?「社長の字です」「ウソだ」13億円めぐる裁判で証言真っ二つ 「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん(当時77)が2018年5月に急性覚醒剤中毒で急死し、55歳年下の元妻、須藤早貴被告が殺人と覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕、起訴された事件。刑事事件の裁判はまだ始まっていないが、野崎さんの莫大な資産を巡り、田辺市と野崎さんの親族らが和歌山地裁で争っている。市に寄付すると書かれた“遺言書”の真偽は。10月27日、動きがあった。
野党批判「Dappi」運営会社は”もぬけの殻”…自民党議員の政治団体と取引、疑惑ぬぐい切れず
野党批判「Dappi」運営会社は”もぬけの殻”…自民党議員の政治団体と取引、疑惑ぬぐい切れず 目的はなんだったのかーー。「Dappi」というアカウント名で、野党などを誹謗(ひぼう)中傷する投稿をX(旧ツイッター)にしていたウェブ関連会社の社長らが、220万円の損害賠償などを命じられた裁判。この会社は自民党や特定の議員の政治団体から長く仕事を請け負っており、自民党議員もツイートに丁寧な返信をしている。自民党と近い“距離”にあったのだろうと想像できる。話を聴こうと同社を訪れてみたが、人の気配がない。
財津一郎さん「電話してチョーダイ」のタケモトピアノCM曲はアドリブ! 作曲者が語る収録秘話
財津一郎さん「電話してチョーダイ」のタケモトピアノCM曲はアドリブ! 作曲者が語る収録秘話 俳優の財津一郎さんの訃報が10月19日に流れた。かつては吉本興業に所属し、1960年代に放送されたコメディー番組「てなもんや三度笠」に出演、「○○してチョーダイッ」などのフレーズで人気を博した。そして財津さんといえば、だれもがおなじみのあのCM。20年以上流れ続けており、赤ちゃんが泣きやむ曲としても知られている。 長く愛されたあの曲は、どうやって生まれたのか。
“選挙モンスター”河村たかし氏が語った、国政復帰に向けた日本保守党との仰天プランとは
“選挙モンスター”河村たかし氏が語った、国政復帰に向けた日本保守党との仰天プランとは 河村たかし・名古屋市長が周囲を騒がせている。作家の百田尚樹氏が代表を務める日本保守党の共同代表に加わるというのだ。一時、自らが党首を務める減税日本は、維新と協力態勢を組んでいた。政策の不一致で別れたと思ったら、新たなパートナーを見つけていたようだ。河村市長に真意を聞いた。
吉村洋文知事の3つの大言壮語 「空飛ぶクルマ」も視界不良で苦境続きの大阪・関西万博
吉村洋文知事の3つの大言壮語 「空飛ぶクルマ」も視界不良で苦境続きの大阪・関西万博 2025年4月に開幕予定の大阪・関西万博について、吉村洋文・大阪府知事がこれまで打ち出してきた内容がことごとく悪い方に変わっている。準備遅れの上に会場建設費がかさみ、予算も当初の1250億円から約1850億円、さらには2350億円規模へと膨らむ見込みだ。パビリオンの建設も遅れが目立ち、阪神とオリックスの優勝に“便乗”したものの、これも不評。直近では、目玉の一つだった「空飛ぶクルマ」も見込み違いとなりそうだ。
「ドリル優子」選対委員長の最初の国政選挙はスキャンダルと世襲で逆風 茂木派議員も不安 
「ドリル優子」選対委員長の最初の国政選挙はスキャンダルと世襲で逆風 茂木派議員も不安  参院徳島・高知選挙区と衆院長崎4区の衆参ダブル補選が、10月22日に投開票される。岸田文雄首相にとっては衆院の解散戦略、来秋の自民党総裁選にも影響を与える重要な選挙となる。岸田首相がこの大事な選挙の「顔」に据えたのが小渕優子・党選挙対策委員長だ。結果を残せるかどうかは小渕氏の今後のキャリアにも響きそうだ。勝って不名誉な呼び名「ドリル優子」を払拭(ふっしょく)することができるのか。
旧統一教会から政治家への“裏金” 元信者「幹部は指で3とか5とか示し」と裁判で証言
旧統一教会から政治家への“裏金” 元信者「幹部は指で3とか5とか示し」と裁判で証言 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への解散命令が10月13日に東京地裁に請求された。昨年7月の安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけに表面化した組織的な高額献金集めだが、1980年代には社会問題として「朝日ジャーナル」などで報じられていた。それから40年以上が経ち、ようやく解散へと動き出した。今回は、30年以上前の裁判資料から旧統一教会と政治との関係、さらには政治家へのカネの流れについて紹介する。

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