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今西憲之

今西憲之

ジャーナリスト

プロフィール

大阪府生まれのジャーナリスト。大阪を拠点に週刊誌や月刊誌の取材を手がける。「週刊朝日」記者歴は30年以上。政治、社会などを中心にジャンルを問わず広くニュースを発信する。

今西憲之の記事一覧

「ジャニーズは彼の死をひた隠しにしようとした」 死亡した「当事者の会」メンバーが残した“遺書の中身”
「ジャニーズは彼の死をひた隠しにしようとした」 死亡した「当事者の会」メンバーが残した“遺書の中身” 14日、旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)の創業者・ジャニー喜多川氏から性加害を受けたと告発していた、大阪府の40代男性が10月中旬に大阪府箕面市の山中で死亡していたと報じられた。現場近くからは遺書のようなものが発見され、自殺とみられている。告発後、男性はSNSなどで「金が欲しいんだろう」など、誹謗(ひぼう)中傷を受けていたという。遺族側は旧ジャニーズ側が男性の訴えを放置し、誹謗中傷に対しても何ら対策を取らなかったと批判している。遺族代理人や男性の知人らに取材をすると、ジャニーズ側の対応の問題点が見えてきた。
岸田政権の発足から約2年で2回の「辞任ドミノ」 不倫から税金滞納まで3週間足らずで3人
岸田政権の発足から約2年で2回の「辞任ドミノ」 不倫から税金滞納まで3週間足らずで3人 岸田政権が発足してから2年と約1カ月。早くも2回目の「辞任ドミノ」が起きている。今年9月の内閣改造で、岸田文雄首相が「適材適所」の人事で決めた副大臣・政務官が立て続けに3人辞任した。不倫、公職選挙法違反疑惑、税金滞納と差し押さえ……。国会議員の規範意識など関係ないかのごとく。
大阪万博の350億円“日よけリング” 「必要です」一辺倒に「国民が求めていると思っている?」
大阪万博の350億円“日よけリング” 「必要です」一辺倒に「国民が求めていると思っている?」 大阪・関西万博の建設費に歯止めが利かない状態だ。2度の増額で建設費が膨れあがり、350億円かかるという木製の「リング」の必要性にも疑問の声が上がっている。しかし、大阪府の吉村洋文知事は「コストでは計れない意味ある」と主張し、万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)の十倉雅和・経団連会長も「ぜひやりたい!」、自見英子万博相は「熱中症対策の日よけとしても必要」などと言ってのける。もう、国民の思いなど知ったことではないのだ。
万博の宣伝狙い? 阪神・オリ優勝パレードに大阪府職員のボランティア 兵庫県と神戸市は勤務の差
万博の宣伝狙い? 阪神・オリ優勝パレードに大阪府職員のボランティア 兵庫県と神戸市は勤務の差 阪神VSオリックスの日本シリーズは、阪神の38年ぶりの日本一で幕を閉じた。これにもうひと盛り上がりを期待しているのが、大阪府と兵庫県、関西経済連合会だ。3者と万博協会でつくる実行委員会が、11月23日の祝日に両チームの「優勝パレード」を両府県で開くことを決めた。ただ、いろいろと“問題”が浮かび上がっている。大阪府の吉村洋文知事は、職員をボランティアに駆り出すことを決め、実行委は経費としてかかる5億円をクラウドファンディングで集める予定だが、まだ遠く及ばない。そして何より、大阪・関西万博の「宣伝利用」に嫌気をさす人からの批判の声がいまだに多い。
旧統一教会が自民党議員に18枚のファクス送付 元信者が「あきれる」と漏らしたその内容とは
旧統一教会が自民党議員に18枚のファクス送付 元信者が「あきれる」と漏らしたその内容とは 盛山正仁文部科学相が10月13日に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の「解散命令請求」を東京地裁に申し立てた、と発表したのを受け、旧統一教会が激しく反対する動きを見せている。16日には顧問弁護士らが記者会見を開き、請求については「極めて遺憾」などと主張していた。そして24日には、自民党の複数の国会議員にファクスを送り、直接訴えていたことがわかった。解散命令とともに「財産保全」で資産を失うことへの危機感の現れでもあるようだ。
「スキャンダルがばれる!」政党職員名乗る男が…国会議員秘書の親が460万円振り込め詐欺被害に
「スキャンダルがばれる!」政党職員名乗る男が…国会議員秘書の親が460万円振り込め詐欺被害に 国会議員の秘書の家族が、振り込め詐欺の標的になっている。議員の名前を出して「スキャンダル」といった言葉で危機感をあおり、政治の現場で使われる用語でリアル感を出しているという。被害にあった秘書は「親の携帯電話にかかってきた」と話しており、多くの情報が漏れていると指摘する。未遂の案件も続いており、永田町関係者は注意が必要だ。
泉房穂氏「1回の選挙で首相を出せると本気で考えている」 6連勝で得た確信とその根拠は
泉房穂氏「1回の選挙で首相を出せると本気で考えている」 6連勝で得た確信とその根拠は 泉房穂・前兵庫県明石市長の勢いが止まらない。自らの後継を選ぶ明石市長選を皮切りに、今月22日に投開票された参院徳島・高知選挙区の補選と埼玉県所沢市長選まで、応援に入った選挙で勝ち続けている。今はその人気にあやかりたいという、選挙を控える全国の候補者から応援要請が殺到している。一貫しているのは、政党本位ではなく市民目線かどうか、だという。この先を見据える泉氏の戦略とは。
“紀州のドン・ファン”遺言書は本物?「社長の字です」「ウソだ」13億円めぐる裁判で証言真っ二つ
“紀州のドン・ファン”遺言書は本物?「社長の字です」「ウソだ」13億円めぐる裁判で証言真っ二つ 「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん(当時77)が2018年5月に急性覚醒剤中毒で急死し、55歳年下の元妻、須藤早貴被告が殺人と覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕、起訴された事件。刑事事件の裁判はまだ始まっていないが、野崎さんの莫大な資産を巡り、田辺市と野崎さんの親族らが和歌山地裁で争っている。市に寄付すると書かれた“遺言書”の真偽は。10月27日、動きがあった。
野党批判「Dappi」運営会社は”もぬけの殻”…自民党議員の政治団体と取引、疑惑ぬぐい切れず
野党批判「Dappi」運営会社は”もぬけの殻”…自民党議員の政治団体と取引、疑惑ぬぐい切れず 目的はなんだったのかーー。「Dappi」というアカウント名で、野党などを誹謗(ひぼう)中傷する投稿をX(旧ツイッター)にしていたウェブ関連会社の社長らが、220万円の損害賠償などを命じられた裁判。この会社は自民党や特定の議員の政治団体から長く仕事を請け負っており、自民党議員もツイートに丁寧な返信をしている。自民党と近い“距離”にあったのだろうと想像できる。話を聴こうと同社を訪れてみたが、人の気配がない。
財津一郎さん「電話してチョーダイ」のタケモトピアノCM曲はアドリブ! 作曲者が語る収録秘話
財津一郎さん「電話してチョーダイ」のタケモトピアノCM曲はアドリブ! 作曲者が語る収録秘話 俳優の財津一郎さんの訃報が10月19日に流れた。かつては吉本興業に所属し、1960年代に放送されたコメディー番組「てなもんや三度笠」に出演、「○○してチョーダイッ」などのフレーズで人気を博した。そして財津さんといえば、だれもがおなじみのあのCM。20年以上流れ続けており、赤ちゃんが泣きやむ曲としても知られている。 長く愛されたあの曲は、どうやって生まれたのか。

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