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1年目がピークの選手も多数…過去5年の新人王、しっかり戦力に定着したのは?

西尾典文dot.
これまでルーキーイヤーがキャリアハイとなってしまっている阪神・高山俊 (c)朝日新聞社

これまでルーキーイヤーがキャリアハイとなってしまっている阪神・高山俊 (c)朝日新聞社

 まだ実質2年間だが、盤石な雰囲気を感じさせるのが村上だ。昨年の大ブレイクでマークが厳しくなったにもかかわらず、今年は打率を大幅に上げて3割を超えてみせた。チームメイトの山田哲人が残留となったこともマークが分散するという意味では非常に大きく、来年以降も更なる飛躍が期待できるだろう。

 逆に苦しい状況なのが高山と東の二人だ。高山は昨年少し持ち直したものの、今年はわずか7安打でシーズンを終えている。4番に定着した大山悠輔とは完全に差をつけられたと言わざるを得ない。ドラフト1位で佐藤輝明も加入してくるだけに、来年は本当の正念場と言えるだろう。東は2年目の昨年故障で大きく成績を落とし、今年2月にはトミー・ジョン手術を受けて長期離脱となっている。術後の経過は順調と報じられているが、復帰時期については未定だ。成績云々の前に、万全の状態で実戦復帰することが来年の目標になりそうだ。

 続いてパ・リーグは以下のような顔ぶれとなった。

■2015年:有原航平(日本ハム)

該当年成績:18試合 8勝6敗0セーブ0ホールド 防御率4.79
通算成績:129試合 60勝50敗2セーブ1ホールド 防御率3.74

■2016年:高梨裕稔(日本ハム)

該当年成績:37試合 10勝2敗0セーブ1ホールド 防御率2.38
通算成績:118試合 30勝30敗0セーブ1ホールド 防御率4.04

■2017年:源田壮亮(西武)

該当年成績:143試合 155安打3本塁打57打点37盗塁 打率.270
通算成績:541試合 591安打10本塁打176打点119盗塁 打率.273

■2018年:田中和基(楽天)

該当年成績:105試合 112安打18本塁打45打点21盗塁 打率.265
通算成績:295試合 209安打28本塁打81打点37盗塁 打率.235

■2019年:高橋礼(ソフトバンク)

該当年成績:23試合 12勝6敗0セーブ0ホールド 防御率3.34
通算成績:87試合 16勝9敗0セーブ23ホールド 防御率3.13

 リーグを代表する存在となったのが有原と源田の二人だ。有原は新人王を受賞した翌年から二年連続で二桁勝利をマークすると、昨年は15勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得。今年は少し成績を落としたが、それでもエースとしての役割を果たした。このオフにはポスティングでメジャー移籍を目指すこととなったが、アメリカでの評価も高そうだ。源田はショートの選手としては史上初めて新人から2年連続で全試合フルイニング出場を達成。2018年に記録した526補殺はショートとしてのシーズン歴代最多記録である。昨年は死球を受けた影響もあって8試合に欠場したが、今年は2年ぶりに全試合出場を果たした。


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