この日3安打を放ちメジャー歴代1位の4,256安打まであと「1」に迫ったイチロー。(写真:Getty Images)
この日3安打を放ちメジャー歴代1位の4,256安打まであと「1」に迫ったイチロー。(写真:Getty Images)
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 マイアミ・マーリンズのイチロー外野手は現地13日、敵地でのサンディエゴ・パドレス戦に1番ライトで4試合ぶりの先発出場。1イニングで2安打を放つ固め打ちを見せるなど、4打数3安打、1打点、2四球と活躍し、日米通算安打を4,255本として、ピート・ローズ氏が持つメジャー歴代1位の4,256安打まであと「1」に迫った。メジャー通算安打は2977本で、3000安打まで残り23本となっている。試合は13対4でマーリンズが圧勝。

 試合前、ついにドン・マッティングリー監督が決断を下した。6月に入って39打数4安打(打率.103)、18三振と絶不調の主砲ジャンカルロ・スタントンをスタメンから外し、イチローを先発メンバーに連ねたのだ。もっとも、このスタメン入れ替えはスタントンにメンタル面での休養を取らせることが目的で、翌14日の試合ではスタントンがプレーするとマッティングリー監督は説明していたが。

 ともあれ、チャンスが巡ってきさえすれば今のイチローはそれを逃さない。そしてリードオフマンとして先発する以上、その役目をおろそかにして自らのヒットに固執することもない。初回はパドレス先発のコリン・レアと対し、初球ストライクから4連続ボールを選んで出塁し、先制のホームを踏んでいる。

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