AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占い師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。
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Q:3歳の子を育てるおとめ座です。最近、子育てをする中で、他人の健康や幸せについてのアンテナがどんどん広がっています。スーパーで知らない人のカゴを見て、「コーラと肉系総菜、ポテトチップスしか入ってない!」と心配になったり、貧しい子どものCMに感化されて募金を始めたり。募金は善行なのでいいんですが、おとめ座あるあるなのでしょうか?(女性/主婦/22歳/おとめ座)
A:はい、おとめ座あるあるだと思います。おとめ座は、その空間から五感で受け取るものに対してすごく敏感な人たちなんです。
例えば僕は、おいしいものを食べに行きたい時には、おとめ座かかに座に聞くようにしているんですね。おとめ座は総合点でのその店の良さを敏感に感じ取る。味はおいしいけど店全体の空気が少し悪いとか、五感でキャッチする力が優れているんです。特に、場にあふれる幸せ感を感知する力っていうのかな。それが優れていて。逆にかに座の場合は、場にあふれる不快感を感知する力が優れている。この人からは買いたくないな、という店員さんがいたらその店ごとNGを出すのがかに座で、おとめ座の場合は、いい店員さんがいたらそのお店を応援しよう、という気持ちがより際立ちます。「保護する」力が強い、と言ってもいいかもしれません。保護者とか親みたいな立場になっていく。
あと、不健康なものを健康にしていくことに対して、特殊な喜びを感じているのもおとめ座です。おとめ座の人が仕事の合間とかに一生懸命LINEしていて、「何してるんですか?」って聞くと、「友達の相談に答えてる」みたいなことも多いです。
そこに関連して、おとめ座が抱える課題というのもやっぱりあるような気がします。それはつまり、どう不快と共存していくか、みたいなこと。