――今回のパフォーマンスもそうですし、チームメートの羽生選手にとっても4回転アクセル、残念ながら今回は回りきりませんけれども、チームメートとしてどう思われていますか。彼自体が本当にもう本当にチャレンジングの塊だと思うのですけど、彼に対するコメントもいただいてよろしいでしょうか。

鍵山:今の日本の男子のレベルがとても高いと思っていて、その中の1人としてオリンピックの代表に選ばれて、オリンピックに演技をするのをとてもうれしく思いましたね。2人の先輩がいて、とても心強いなと思いましたし、初めてだったので何もわからないことだらけだったんですけど、たくさんの人に手助けしてもらって、こういうことができたので、それがあったからこそ演技に集中できたと思いますし、とても感謝しています。

宇野:日本のフィギュアスケート男子の、フィギュア界をずっとユヅ君は引っ張っていると思います。僕には、そういう皆さんの思いを背負ってとか、プレッシャーを背負って用意をするっていうことは僕にはまねできない。本当に彼にしかできない、ユヅ君にしかできないことだと思いますし、またどんどんフィギュアスケートのレベル、技術的にレベルが上がっていく中で、だからこそフィギュアスケートを続ける年齢っていうのはすごく短くなりつつあると思うんですけどその中でも、何回も時代が変わる中でずっとい続けるユヅ君っていう存在はすごい、すごいなって思いますし、その中でも更にトップを行こうという、その姿勢がまねできるものではないなと感じています。

――3人に。フィギュアスケートをこのまま続けますか、今後の予定と、昌磨さん、優真さんに質問です。羽生さんに勝ったというのはどういうふうな気持ちでしょうか。

チェン:今後はちょっとわからないですね。学校にはちょっと8月には戻りますから、次は自分にとってはそうですね、スケートに関してはもうちょっといろいろ考えたいです。

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