フリーの演技をする羽生結弦(gettyimages)
フリーの演技をする羽生結弦(gettyimages)

――今回のトリプルアクセルは、羽生結弦選手もやられていました。

チェン:いや、もう本当に4回転アクセルとか、これがまだできるっていうところまでは行けてない。でも彼はきっとやるんだろうなっていうふうには思っていましたけども、ただ、4回転アクセルができるっていうようになるには、まだちょっと時間はかかると思います。ユヅと一緒に競技をできる時代に生きられて、うれしいなって。特に、ユヅは壁をぶち破ってきていますけど、彼自体がもっと、超えていくと思っています。

――ロシアのドーピングのニュースがあります。その中で米国チームが金メダル取れたのは、どういうことだと思いますか。金メダルが取れると思いますか。

チェン:結局ツイッターを読んでるだけなので、どこまで信頼性のある情報かわかんないんですけれども。もちろん自分も競技に臨まないといけなかったので、あんまりニュースはちゃんと見られてないんですけれども。ただ、そうですね、自分として答えるだけのあまり情報も持ってないですけれども、もうちょっと情報が出てきたら、もう少し自分としても見解が出るかもしれません。

銅メダルを獲得した宇野昌磨(gettyimages)
銅メダルを獲得した宇野昌磨(gettyimages)

――みなさんに質問です。オリンピックでいい演技するために、どれだけのプレッシャーを感じているのか。例えば、家族やコーチであるとか、周りの人たちから、どういうサポートを得られているか、もしくはいろいろな犠牲もあったと思うんですけれども、プレッシャーに関するところを。

鍵山:本当にいろんな人に支えてもらって今の自分がいると思っています。今までもそうですけど、やっぱりここに来るまでにも、連盟さんのサポートがあったりとか、普段はトレーナーさんだったり、やっぱり父もそうですけども、いろんな人にサポートしてもらって、良い環境で練習できていると思うので本当に感謝しています。

宇野:そうですね本当に、自分が身の回りの家族だったり、トレーナーの方、連盟の方、コーチ、本当に、全ての人に支えられて今の自分があると思います。それと同時に当たり前のように大会があって、大会に出させてもらっている。コロナで当たり前にあった大会もたくさんなくなってしまった。本当に一つの大会でも、僕たちが知らないところでいろんな方がサポートしてくださって成り立っているんだなっていうふうに、改めてこの数年間で感じました。本当にこの大会を無事に開いていただくいただけたことに、すごくありがとうと思っています。

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羽生を超えて