週刊朝日 2022年12月30日号より
週刊朝日 2022年12月30日号より

【7月】シーザーサラダの日が4日。シーザーサラダはローマ帝国のジュリアス・シーザーが由来と思いきや、まったく違った。

 この日はアメリカ独立記念日。1924年、国境近くのメキシコの町、ティフアナのホテル「シーザーズ・プレイス」は、禁酒法から逃れるためやってきたアメリカ人たちでにぎわっていた。あまりの盛況に食材が尽きかけたとき、ホテルのオーナー兼料理人シーザー・カルディニが、キッチンの材料をかき集めて即興でサラダを作ると、これが評判となり、シーザーサラダが広まった。

【8月】13日の怪談の日は、“怪談家”として75歳の今なお精力的にツアーを続ける稲川淳二さん自ら、公演20周年にあたる2012年に制定。

 日付は1993年のこの日、初回公演が川崎市で開かれたことにちなむ。今年は30年連続公演の節目だった。怪談をエンターテインメントとして確立したパイオニアは、朝日新聞の取材に「あと35年は続ける自信がありますよ」。情熱や意欲は衰え知らずだ。

松崎しげるさん(事務所提供)
松崎しげるさん(事務所提供)

■誕生日が二つで「黒フェス」開催

【9月】6日が松崎しげるの日なのは、歌手松崎しげるさん(73)のトレードマークでもある日に焼けた肌が「ク(9)ロ(6)」く見えるから。この日を記念日にしたのは所属事務所のオフィスウォーカーで、「松崎本人も『誕生日が二つできたみたいだ』と喜んでいます」。

 記念日とした15年から「『黒フェス』しげる祭り白黒歌合戦」と銘打つ音楽イベントを開催。今年は演歌歌手の藤あや子さんから、ももいろクローバーZ、タレントのゆうちゃみさんまで多彩なメンバーが顔をそろえた。

M-1の審査員を務めた山田邦子さん
M-1の審査員を務めた山田邦子さん

 25日は「ク(9)ニ(2)コ(5)」で山田邦子の日。山田さんといえば、フジテレビ系「オレたちひょうきん族」などで1980年代にブレークし、お笑いタレントから歌手、女優、司会者、小説家までマルチに活躍。NHKの好きなタレント調査で8年連続1位になるなど、「天下を取った唯一の女芸人」とも言われる。

暮らしとモノ班 for promotion
2024年の『このミス』大賞作品は?あの映像化人気シリーズも受賞作品って知ってた?
次のページ