週刊朝日 2022年12月30日号より
週刊朝日 2022年12月30日号より

 12月18日に決勝があった「M-1グランプリ2022」の審査員に選ばれ話題になった。

「芸人としてだけでなく、人間的な魅力をたたえたい」と友人が記念日を申請した。当日は山田さんも参加して乳がん検診啓発のチャリティーイベントなどが開かれる。

【10月】1日の日本茶の日の由来は1587年にさかのぼる。この日は、九州平定を終えた豊臣秀吉が京都の北野天満宮で10日間にわたって催した大茶会の初日。茶会には、身分を問わず茶湯の心得があるもの1千人が集まったという。

 22日は日本初の長編カラーアニメ「白蛇伝」が公開されたのでアニメの日。映画監督の宮崎駿さんは「白蛇伝」を見てアニメ業界を志したとされる。声優は森繁久彌と宮城まり子だった。

 26日の柿の日は、かの有名な正岡子規の「柿くへば~」の句から。子規は1895年のこの日、大阪から奈良に到着し、寺巡りをした。老舗旅館「對山樓角定」に宿泊し、女中が持ってきた柿を食べていると、東大寺の初夜の鐘の音が聞こえてきたという。子規が実際に法隆寺を訪れたのは翌27日だった。

【11月】W杯で森保ジャパンが強豪国のドイツとスペインを相次いで破り、列島が歓喜に沸いた。サッカーの日が11日なのは、1チーム11人の競技であることに加え、11月11日を「11・11」と表すと、選手が両足でボールを競うようにも見えるからという。

【12月】20日はこうふ開府の日。甲府の町は1519年に武田信玄の父、信虎が今の甲府市内に館を移し、城下町の整備に着手したことが始まりとされる。2019年が開府500年にあたり、甲府市役所に事務局を置く記念事業の実行委員会が制定した。

 本当は366日分を載せたかったが、あっという間に誌幅が尽きてしまった。来年は、どんな記念日が生まれるだろうか。(本誌・池田正史、鈴木裕也、佐賀旭、佐藤秀男)

週刊朝日  2022年12月30日号

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