贈られるのはチョコでなくても

 やはりバレンタインデーは、自分の気持ちを大切な誰かに伝える日。その思いを何に乗せて伝えるのか、相手がどうすれば喜んでくれるのか、多くの方が悩み、考えたことでしょう。

 コメントには、贈る相手の好きなものを「楽しみ」とともに選び、お酒や本、マフラー、入浴剤などを贈ったという声がありました。

「チョコレートに興味が無い彼と付き合っていた頃、チョコの代わりにパウンドケーキを焼いて渡したら、とても喜んで貰えた。チョコに拘らず、相手が気に入るものを上げるのが良いと思った」(40代、女性)

「パートナーにあげていますが、相手はチョコが嫌いでティラミスが大好きなので、毎年ティラミスを作ってあげています」(40代、女性)
 

 そして、バレンタインデーをめぐっては、みなさんそれぞれに「悲喜こもごも」の思い出があることでしょう。

 女性からは「告白のつもりで渡したら、義理チョコと勘違いされた」「クラスの男子全員分のチョコを手作りしていた夜、インフルエンザで発熱。バレンタインデーに学校を休む羽目になり、誰にも渡せなかった」といった声が。

 男性からは「好きな女の子から、手紙とともにチョコをもらった」「大きめのハート型のチョコレートをもらった」「義理チョコでもうれしかった」という声や、「もらえなかった」という嘆きも……。
 

 そして今年もたくさんの人の間で、さまざまな形で「気持ち」を贈られたり、受け取ったりする日になるのでしょう。

(AERA dot.編集部)
 

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