「あったほうがいい」理由としては、最も多かったのが「チョコレートが好き」49.4%。アンケートにも、「この時期は、さまざまなチョコレートが食べられて楽しい」といったコメントが寄せられています。

「バレンタインのお陰で、海外の美味しいチョコが入ってきたり、国産のチョコのレベルが上がり…美味しいチョコが食べられるようになったことには感謝しています。自分用に購入しています」(50代、女性)
 

 そして、「好意を伝えるきっかけになる」は2番目に多い38.1%。

 さらに「イベントごとが好き」の32.7%、「友人同士で交換するのが楽しい」の29.8%、「学校や職場の人と仲良くなるきっかけになる」の23.8%と続きました。
 

 その一方で、バレンタインデーを「なくしてほしい」理由として突出して多かったのが、「義理チョコなどでお金を使いたくない」(49.4%)。そして「学校や職場で他人に気を使いたくない」(34.4%)、「お返しを考えるのが面倒」(30%)と続きました。
 

義理チョコ「配らない」が7割

 最近は、職場などで「義理チョコ」を配るような慣習をやめ、大切な人に対する愛情や感謝の気持ちを、チョコレートという形にこだわらずに自分らしいやり方で伝えようと、商業的なイベントから離れた「バレンタインじまい」という言葉もあるようです。

 職場で「義理チョコ」を配るような“行事”について聞いたところ、「そもそも渡したことがない」が25.2%。そして「今年からやめる」が5.8%。「以前からやめている」が34.3%でした。

 一方で、「やめたいが、やめられない」が18.3%、「当面やめるつもりはない」も16.4%でした。
 

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