写真・図版(4枚目)| 職場の義理チョコ「しない」は7割 「お金かけたくない」「気を使いたくない」バレンタインは恋人、家族、自分重視に【読者アンケート結果発表】

 回答に添えられたコメントからは、「お金がかかる」「選ぶ時間もかかる」にもかかわらず、「周りが渡しているのに、自分だけやめるわけにも…」と、なかば強制的に参加させられていることにモヤモヤしている様子もうかがえました。

「他の人がするので自分だけケチと思われたくないしお金だけでなく時間を取られるのが負担」(60代、女性)

「義理や義務でやってるから、時間も金も無駄」(50代、女性)

「職場は男性が多く周りの女子はみんなあげているから自分だけあげないのは心苦しい」(50代、女性)
 

 しかし、同僚らとお菓子を交換したり、一緒に食べたりすることが、人間関係の距離感を縮めることになっている様子もうかがえます。

「お返しが必要だと思われるようなものは用意しない。ただ、チョコ祭りと称し職場の潤滑油になればという気持ちから個包装のチョコを1つだけ男女問わず配っている。心情的にはお土産を配るのと変わらない。余裕のない職場だから、遊び心とおやつは必要だと思う」(40代、女性)

「若い頃は、トキメキながら選んだり手作りしたものですが、時代とともに職場の義理チョコ文化が、重荷になりました。なので、義理チョコは、職場皆で安いのを贈る事になりました。若い人は女性同士で贈りあうこと、自分のご褒美にするのは、良いことだとも思いました。安いものでも受け取るのは嬉しい。マスコミや商戦に巻き込まれるのは、嫌ですが、ささやかなお礼の仕合だと思ってます」(60代、女性)
 

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