
キャリアか子育てかで悩む女子選手が多くいる
また、年齢を重ね、妊娠・出産を経験したことで、自身の将来についても思いを巡らすことが多くなったという。
「20代ってゴルフのことだけ考えていればよかったんです。でも、年齢を重ねていくとそういうわけにもいかなくなるなって。出産のことや家族のこと、自分の体のこととか、競技以外ですごく悩まなきゃいけないことも増えていきました。特に私は子育てとゴルフの両立について考えることが多くて。両立させたいと思っても、ツアーに参加しながらだと難しくて、でもそれ以外の選択肢が少ないなと実感しました。0か100か、つまりゴルフ一筋の人生を歩むのか、それ以外の人生を取るのか、どちらかに決めないといけないのって何かおかしいなとも思いました」
ツアーで同世代の選手と話をしてみると、有村さんと同じ悩みを抱えている選手も多かったという。
「ほかの選手と将来の話をすると、私と同じようにキャリアか子どもかで悩んでいる選手がたくさんいて、この状況を何とかできないかなと考えるようになりました。そのなかで、たとえば大会が月1回ペースで、2~3日家にいない生活だったら、ゴルフと育児って全然両立できるのになって思うようになりました。そういう試合があったらいいのにという思いが少しずつ出てきたんです」