同校出身の日本代表は4人なので、メダル獲得率100%、金獲得率は5割となった。鏡優翔について学校はこう伝えた。

「日本選手が、レスリング女子の最重量級で金メダルを獲得するのは初めてのことです。高校時代はインターハイ3連覇を達成しており、五輪の決勝でも持ち味である鋭いタックルでポイントを奪ってでの快挙達成となりました。金メダル獲得おめでとうございます!」(同校ウェブサイト2024年8月12日)

 なお、今大会の帝京出身者には、フィリピン代表のカルロス・ユーロ(体操男子種目別ゆか・金、種目別跳馬・金)、韓国代表のホ・ミミ選手(柔道女子57キロ級・銀、混合団体・銅)がいる。ホは中高6年間を同校で学び女子柔道部に所属していた。

◆3位=千葉県立八千代高校、3個

角田夏実(柔道女子48キロ級・金、混合団体・銀)
安楽宙斗(スポーツクライミング男子ボルダー&リード・銀)

 今年4月、八千代の生徒会が壮行会を開き、生徒およそ950人を集め、角田、安楽を激励した。なかでも安楽は同校3年生ゆえ、おおいに盛り上がった。地元、八千代市での応援もすごかった。学校はこう伝える。

「八千代市民会館で実施されたパブリックビューイングでは、鼓組の演奏からスタートし、現役柔道部員の全力エールを届けました。角田夏実選手、金メダル本当におめでとうございます。感動をありがとうございました」(同校ウェブサイト)

 同校からの日本代表は2人で、メダル獲得率は100%となった。

 続いて、メダル獲得2個以下の学校をいくつか紹介しよう。

◆4位=東亜学園高校、2個

松山恭助(フェンシング男子フルーレ団体・金)
敷根崇裕(フェンシング男子フルーレ団体・金)

 学校はこう伝えている。

「お二人は本校フェンシング部で活躍、大学・社会人でも実績をあげ、東京五輪にも出場、このたび悲願の金メダル獲得という快挙を成し遂げました。また、今回男子フルーレのコーチを務められた藤野大樹さん(H18卒)も東亜学園の卒業生です」(同校ウェブサイト 2024年8月5日)

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五輪碑が建てられている高校も