仮に配偶者が100%の愛情を注いでくれなくても、あるいは共通の時間がなくても日々の潤いが枯渇せず、楽しく生きていける国。それは、先進国では日本くらいかもしれません。妻からつれなくされても、キャバクラに行けば女性がちやほやしてくれるし、夫との会話がゼロでも、アイドルのコンサートに行けば愛情が満たされる。子どもに愛情を注ぎ、ペットから懐かれれば、明日からまた頑張ろうと思える。インターネットやSNS、ゲームや動画視聴手段がこれだけ増えれば、家族や恋人がいなくても十分人生を楽しみ、時間をつぶすことも可能です。これを私は「愛情の分散投資」と呼んでいます。他国では「夫婦」「家族」に集中しがちな「愛情」を家族以外の多方面に分散することで、日本人の幸福感が保たれているのかもしれません。その結果、日本のアニメやゲームなどのバーチャル文化が大人も楽しめるものとして、ここまで発展したのだと考えています。
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