「どうしたら面白いネタを考えられますか?」という相談を送ってくれた、小学4年生。数多くの子ども向けライブを開催し、子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の本連載。小島さん自身の経験や他の芸人さんからのアドバイスを交えながら、「人を笑わせるコツ」を伝授します。また、小島さんが人を笑わせるときに大切にしていることについても教えてくれました。
【写真】いつだって全力!ネタ中の小島よしおさんはこちら(ほか、全2枚)【よしおの答え】
グッド賞とってやる‼ピーヤは、ネタを作って友だちやクラスメートの前で披露しているのかな? みんなを笑わせるのって楽しいよね! もっと面白いネタを作ってウケたいって思う気持ち、すっごくわかるなあ。
面白いネタを考える方法なんだけど、それがあるなら正直、よしおも知りたいくらい(笑)。だから今回は、よしおの周りの芸人さんがどうやってネタを考えているのか聞いてみたよ。面白いネタの作り方を一緒に考えてみよう!
自分の「面白い」を探してみよう!
よしおが大学生のときに一緒にコントユニットを組んでいたお笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大さんは、まずは「自分の中で何が面白いか」を探すといいんじゃないかって言っていた。
たとえば、テレビやYouTubeでやっている芸人さんのネタとか、日常生活の中で自分が笑ったこと、面白いなって思ったことを意識的に調査してみるとか。よしおの場合は、みんなの前ですごく目立つことをしている人を見たときに「面白いな」と感じていて、よしおの芸風もそこからきていると思うんだよね。
う大さんの場合は、自分が怒られたり失敗しちゃったり、かわいそうな目にあっているときに「面白い」と思うんだって。だから、かわいそうな目にあっている人を観察して、それをヒントにネタを作っているって言っていたよ。
次のページへまずはまねしてやってみよう!