某パン祭でもらえるようなシンプルな白い皿は意外に使いやすい(※写真はイメージです、Getty Images)
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 月7万円で生活しながら、「暮らしと自分をととのえる」をテーマにYouTube配信をしているかぜのたみ氏。同氏は、自身の低コストな暮らし方は単なる節約ではなく「等身大の自分に立ち返る作業」であり、知らないうちに染まっていた思い込みから自分を解放していくことと提言する。かぜのたみ氏の新著『低コスト生活 がんばって働いている訳じゃないのに、なぜか余裕ある人がやっていること。』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、低コストライフで大切な衣食住の「心地よさ」について紹介する。

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パン祭りのお皿

 以前、雑誌やSNSで見かけるような“おしゃれなライフスタイル”に憧れて、衣食住に余計な気合を入れた結果、学んだことがあります。

 それは、いくらいいものでも、「不慣れなもの」は使わないということです。

「素敵だけど、何だか肩肘張っちゃって不要になる」ということが、衣類にも、食事にも、住まいにも……毎度同じパターンで起こりました。

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心の声を無視しているのでは?