ドームは巨人の自前球場ではなく、使用料や試合毎の収益の一部を支払う必要がある。しかし読売新聞グループ本社も経営に加わったことで、諸条件も緩和されたという。ドームを効率的に活用することのメリットもあるはずだ。

「夢は大切だがビジネスとして現実を直視するのも重要。巨人が目指す形がうまくいけば、今後の日本スポーツ界にも新風が巻き起こるはずで注目が集まる」(フリーのスポーツライター)

 日本の経済はここ30年近く成長しておらず、国内の需要だけに頼らないビジネスモデルを作るのも重要。果たしてドームは今後どのような戦略で観客を増やすのか。また、外国人の観光客が来たいと思える魅力的な場所になるのか。日本を代表するプロ野球チームの本拠地がどのように変わっていくのか注目が集まる。

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