【6位】楽天

 戦力的には優勝争いに加われる戦力を持っていたはずだったが、2年連続の4位に終わった楽天。石井一久体制に終止符を打ち、新たに今江敏晃に白羽の矢を立てたが、果たしてどうなるか。安楽智大のパワハラ騒動をチーム一丸となってどう乗り越えるかも大きなポイントになり、それによってチームが団結することを期待したいが、そう簡単なものでもないだろう。その中で守護神・松井裕樹のメジャー移籍は大きな懸念材料となり、穴埋め役に則本昂大が指名されたが、この配置転換が失敗に終われば、先発、リリーフともに混迷することになる。打線は浅村栄斗を中心に、島内宏明、岡島豪郎、辰己涼介、小深田大翔、さらに小郷裕哉、村林一輝と面子が揃うが、果たして投打の噛み合った戦いをできるかどうか。普通に予想するならもう少し上の順位になるだろうが、“松井退団&安楽ショック”が悪い方向に転がれば、最下位低迷もあり得るだろう。