その他、出雲2位、全日本6位と上位争いを続ける創価大では、小池莉希(佐久長聖高卒)が出雲2区で5位、全日本4区で16位と経験を積み、織橋巧(中京高卒)は全日本1区で4位と好走して今後へ向けての大きな希望となった。また、出雲6位、全日本10位の早稲田大では、工藤慎作(八千代松陰高卒)が出雲4区10位、長屋匡起(佐久長聖高卒)が出雲6区6位と大学駅伝デビュー済み。東海大の南坂柚汰(倉敷高卒)は、高校卒業前の2月に高校記録となるハーフマラソン1時間03分15秒で走り、箱根予選会ではチーム内で2位の好走。全日本では4区を走って区間9位のタイムではあったが2人を抜く力走を見せた。

 箱根駅伝で1年生が活躍すると、そのフレッシュさとともに「あと3年も見れる」というワクワク感を抱く。果たして新春に“衝撃デビュー”を飾る1年生ランナーは現れるのか。箱根路へ向かうルーキーたちに期待したい。
 

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