私も、感謝祭に欠かせない七面鳥、マッシュポテトやサラダ、ハムや野菜のソテー、アップルパイやパンプキンパイなど、感謝祭の夕食のメニューとして語り継がれている手作りの料理をたくさんいただきました。
コロナパンデミック以後初めて大人数で食卓を囲み、食事や会話を楽しむ時間を過ごしたことで、過去に報告された食事に関する医学研究をいくつか思い出したので、共有したいと思います。
健康的な生活と記憶力低下の関連性
1つ目(※2)は、中国北京市にある首都医科大学の研究者らが、中国の60歳以上の高齢者2万9,072 人を対象に、健康的なライフスタイルと高齢者の記憶力低下との関連性について調べた調査です。
その調査の結果、健康的な食事を摂取すること、定期的に運動をすること、人と活発に交流すること、頭を使うこと、喫煙歴がないこと、酒を飲まないという健康的な生活習慣がより揃っている高齢者ほど、記憶力が衰えにくいことが示されたといいます。
大人数で集まり、伝統的な食事をいただいた感謝祭をきっかけに、社会人になってからというもの、食事を一人でとることが多くなっていたことに加え、コロナパンデミックをきっかけにすっかり大人数で食事を共にする機会が減ってしまっていたことに気がつくことができました。