大晦日の紅白歌合戦で紅組に伊藤蘭さん(スズ子役・趣里さんのお母上)が選ばれ、なにか「ブギウギ」がらみの企画があるのかもしれません。たのしみですが……年が明けたら三月まであっという間でしょう。いやはや「ブギウギ」も終わってしまうのですね。「ブギウギ」が終わってしまったら私はいったいどうしたら良いのでしょう。すでに私は「ブギウギ」ロスに入りかけています。「全然やっているのにロス」と思うと辛いけど「ロスきてるけどまだ全然やってる!」と考えると幸せな気もします。
先日、某落語会で「中村仲蔵」という芝居噺をネタ出しし、何かのはずみにマクラでこんな「ブギウギ」話をしてから、USKが開演前に舞台裏でやる「つよく! たくましく! 泥臭く! そしてーー! あでやかにーーーっ!!!」を独りでやってみました(高座で)。するとあら不思議……気持ちがスーーっと晴れやかになり、あとの高座に気持ちが乗ったのです。いやー、実にあでやかで泥臭い仲蔵でした。楽屋でやれよ、というはなしですが楽屋でやると多分先輩方から「止めろ!」と言われますから。まぁそのときのお客さんもそんな顔してましたけど。
ということで、いま私の頭の中は「ブギウギ」一色と言って良いでしょう。このあとスズ子の相手役の村山なる男が登場するようですが、いったいどんなヤツなんでしょう。中途半端なヤツだったらゆるさへんで!
なんてこと言いながら日テレの「セクシー田中さん」もけっこう気に入ってる一之輔でした。